朝ゆっくりと寝てしまいました。とりあえず忘れないうちに、翌日のローマ−東京のAZ784便のチェックイン、窓際の座席を確保します。もうかなり込んでいました。
朝、ホテルを出るのが9時を回ってしまったので(ヴェスーヴィオ直通バスに間に合わないので)、ナポリ中央駅までタクシーで行こうとしたのですが、昨日と同じタクシーの運転手さんの誘惑に負けて、この日もタクシー(定額90ユーロの協定料金)にしてしまいました。
10時20分ころから登り始めます(入山料10ユーロ)。登りとはいっても、20分強の登りでストロンボリやエトナと比べれば楽なものです。ちょっと頑張ると、火口縁に三つある小屋(お土産屋さん兼インフォメーション)の一つに着きます。火口縁を一周するためには、ここでガイド付きツアーに参加を申し込むことになります。参加費は100ユーロ、事務所の人も「too expensive !」といっていました。ということでパスしてしまいました。
火口縁はツアーに参加しなくても2/5周くらいはできます。ツアーに参加するときは最後の小屋前に集合、その小屋にいたレンジャーにポンペイの方角を教えてもらい、一生懸命目を凝らすのですが、結局よくわかりませんでした。また、言われた方向あたりを適当に超望遠レンズで撮って、あとでパソコンで見てもよくわかりませんでした。
降り始めたころあから突然黒雲が湧いてきて、あっという間に展望がなくなりました。ゲートではタクシーが待っていました。この日はまっすぐにホテルに帰りました。タクシーはホテルの玄関に横付けしてくれず、少し手前で降ろされました
ホテルの前が報道陣、警備の人たちでごった返しています。これではタクシーが入れないわけです。誰かがインタビューを受けています。あの、スキャンダラスな元首相ベルルスコーニが、新しい愛人と同じホテルに来ていたのです。どうも朝から大勢の報道陣が待機していたわけでした。とはいっても、元首相なのに何でこのようなことに? 政治的な動きをしているのか、たんに新しい愛人と遊びに来ていただけなのか。
この日は夕食まで外に出ず、ホテル内でのんびりと過ごしました。
19時ころ、食事をしに外に出ました。遠くまで行くのは面倒なので、比較的ホテルに近く魚介類がおいしいというダ・エットーレというお店にしました。開店直後なのでまだがらがらでした。昨日と同じく、魚介系の夕食としました。さすが港町、魚貝はおいしい。
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