ポンペイ遺跡とナポリ旧市街歩き
この日はヴェスーヴィオ火山に行くつもりでしたが、朝から雨。明日にしていたポンペイの遺跡に行くことにしました。ポンペイまではナポリ中央駅までタクシーで行って、そこからヴェスーヴィオ周遊電車で行こうかと思っていたのですが、タクシーの運転手さんが定額90ユーロ(協定料金)で行くというし、さらに現地で3時間待っていてくれるというので、思い切ってタクシーにしました。タクシーだと待ち時間もないし圧倒的に速い。市内の渋滞を抜けるとあとは高速道路、ホテルから40分くらいで着いてしまいます。
マリーナ小門入り口で地図をもらって歩き始めます。まだ雨が止まないので、レインウェアの上だけを着ました。ポンペイは97年のヴェスーヴィオ火山の噴火による火山灰、さらには火砕流ですっかり埋まってしまったローマ時代の都市です。さすが世界的な遺跡、大勢の人たちが見学に来ています。また地元の小学生の団体もたくさん。こうした人たちが集まっているところを中心に見ることにしました。なにしろ、知識がほとんどないので。はやりこういう所は,ガイドさんの説明があった方がいいかもしれません。
ひとしきり見学したあと、タクシーの運転手さんとの待ち合わせ場所マリーナ門へ。あれ、少し違う。マリーナ門は二つあって、来てしまったの正門、待ち合わせ場所はビクトリアホテル前の小門なのでした。歩いて5分くらいの距離です。運転手さんと合流し、ナポリに戻ります。ホテルに帰る前に、中央駅によってもらい、23日のローマ空港までの電車の切符を買っておきました。ホテルに戻ったら厳重な警備。
あまりおなかは空いていないし、一一食事に外に出るのも面倒なので、昼は日本から持ってきたカップラーメンで済ませてしましました。
少し休んでから街に出ます。ガイドブックではナポリからヴェスーヴィオへの直通バスがベヴェレッロ埠頭付近から出るというので、まずそこを確認しに。ところが案内所などで聞いてもあまりよくわかりません。どもかくバスはたしかにこのあたりから9時に出るらしい。そのまま、ドゥオーモを目指します。
ドゥオーモはとても大きな教会、聖ジェンナーロの血が年3回液体になるという言い伝えのある境界です。中に入ってみました。ドゥオーモをでたあと、スカッパ・ナポリというナポリの下町に入ります。教会がたくさんあり、また厄除けグッズなどを売っているお店もたくさんあります。ぶらぶら歩き、ベッリーニ広場のカフェで一休みしました。ダンテの像が置いてあるダンテ広場(地下鉄の駅もある)に抜ける手前は古本屋さん街になっていました。ここはもうトレド通りです。そのまま歩けばフニコラーレの駅や、さらにプレビシート広場に出ます。ホテルに戻る途中、スーパマーケットによって、水を買いました。治安が悪いと聞いてきたナポリですが、たくさんのパトカーが巡回していて、治安・イメージ向上に必死なようです。ふつうの街歩きなら問題なくなっているようです。
夕食は卵城の下にあるたくさんあるレストランの一つ、O'chiaiesという海鮮のお店にしました。
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