エオリア諸島（5月14日）

カターニャからミラッツォ、ミラッツォからヴォルカーノ島

　カターニャで泊まったホテルは、かなり由緒正しそうな古めかしい建物で、しかもフロントが4階にあり、そこまで手動でドアを開け閉めするエレベータで上るというものでした。朝食後、ちょっと試しにエレベータに乗ったら閉じ込められてしまいました。きちんと止まってからドアを開ける動作をしないと、安全装置が働いてドアがロックされるということでした。

　8時に、エオリア諸島への船が発着するミラッツォに向かいます。高速道路を使って約1時間の道程です。車窓からはかすかに噴煙を上げているエトナ山が見えました。

　ミラッツォ発9時の高速船でまずヴルカーノ島に向かいます。船は約45分でヴルカーノ島に到着します。ホテルまでは歩いて15分程度（スーツケースは車で）、街の外れにあるホテルです。少し休んで近くのレストランで昼食です。

　14時、ヴルカーノ火山（フォッサ・グランデ火山＝最新の噴火は1888年〜1890年）に向け出発です。火口が見えるところまでまず登り、火口縁の左側は噴気が出ていて立ち入り禁止なので、左回りに頂上を目指します。頂上には15時45分ころ到着、約390m登りました。頂上からはエオリア諸島が全部見え、さらにシチリア島のエトナ山もかすかに見えます。しばらく展望を楽しんだあと、ゆっくりと下ります。登山道入り口に戻ったのは、16時45分ころでした。

　ホテルにはまっすぐ帰らず、港近くの泥温泉場に行きました。泥を塗りたくったあとは、泥温泉横の海水温泉（冷たくないという程度）でおおざっぱに泥を落として、さらにシャワーで体を洗います。

　ホテルに戻るともう夕食時。海鮮味のリゾットと、雑魚（？）のフライでした。

左の画像をクリックすると、火口縁からの展望動画（4K）をご覧いただけます（youtubeにリンクしています）。

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泊まったホテル（Manganelli Plalace）の入り口です。	4階の部屋から外を見ています。由緒正しそうな建物が並んでいます。	朝食です。	閉じ込められてしまった、手動でドアを開閉するエレベーター。	エトナ山です。
ストロンボリ島（右）が見ます。	ヴルカーノ島に到着です。	乗ってきた高速船です。	港前のお土産屋さん。	ホテル(Orsa Mggiore）のプールからホテルの建物を見ています。
昼食（前菜）です。	昼食（メイン＝カジキマグロ）です。	昼食をとったレストラン。	登山道入り口の注意看板。	高度を上げると展望が開けてきます。
泊まったホテルも見え出します。左上、採石場手前のオレンジの屋根です。	ホテルを拡大しました。	ストロンボリ島です。	噴火でヴルカーノ島と陸続きになったヴルカーノブレウです。後ろはリパリ島。	火口が見えるところまで登ってきました。
噴気が上がり、イオウがむき出ているところでは地質学者達が調査をしています。	頂上です。	かすかにエトナ山が見えています。	リパリ島やその他（サリナ島、フィリクディ島）が見えます。	防護服を着た地質学者達です。
港に船が入ってきました。	小さなアーチができていました。	登山道入り口からフォッサ・グランデを振り返ります。	泥温泉。	夕食のリゾット。
白ワイン。	カワセミ印です。	雑魚フライ。	サラダ。	フルーツです。

上の画像をクリックするとgoogle earthが表示されます。	ハイキング路の高度です。

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