中国四川省(7月22日)

 第2日目は成都から磨成鎮(ませいちん)までバスで移動します。本当は三号営地まで行く予定が、途中の道路が工事中のために、手前の磨成鎮までとなりました。

 チェックアウト時に電話代を精算しようとしたら、いいということでした(^.^)

 近代的な成都の通勤時間帯に出発。東京のように道路は渋滞です。でも、それ以上に人も自転車も車にかまわず道を横断しようとします。よく事故が起きないと感心します。やたらとクラクションを鳴らすのでとまどいます。

 成都から高速道路に乗って、雅安(があん)を目指します。はじめは道路の両側は畑や田んぼの農村地帯。四川省は中国の穀倉らしいです。

 長江の一つの支流をさかのぼる形で天全(てんぜん)へ。途中全く田舎の風景、だんだん人家が少なくなってきたという感じ風景が、いきなり大きな町になります。これが天全。12時40分くらいでした。ここで昼食です。とてもおいしいキノコスープもありました。そのだしはこちらをクリック

 食事の後、輪タクで町を探検です。とても活気がある町のように見えました。食の国らしい荷物を積んだ荷運び用のリヤカー付き自転車も走っています。その荷物はこちらをクリック。ただ、中国でも輪タクがある町は限られているようです。

 その後、2時ころに移動を再開。まだ先は長い。

 4時ころ、長さ4kmを超える二郎山トンネルに到着。手間のPAには露店のおみやげ屋さんが並んでいます。

 トンネルを抜けると展望台(日浴高原展望台、大渡川展望台)が2カ所あります。標高は2,000m以上です。この先の道路が工事中で、通行できるようになるのが5時半からなので、展望台で時間つぶし。ここにも甘孜(かんぜ)チベット族おみやげ屋さんが沢山でています。

 トンネル手前は漢族、トンネルを抜けるとチベット族などの少数民族が多くなるそうです。

 だいぶ下の町(甘谷地、かんやち)まで降り、道路が再開するのを待ちます。かなり待った後、ようやく動き出しました。確かに道路は至る所で崖崩れ、その後始末の工事中でした。

 全体に中国では速い車が、警笛を鳴らしながら遅い車を追い越すのが習慣のようです。カーブの多い山道ではちょっと怖い。それに、道路工事で車線が狭くなっているところを、道路工事をやっている人たちが整理するという慣習がない? 両方向の大型車が狭いところに突っ込み身動きがとれなくなってしまう状態にしばしば遭遇します。

 右側に見える長江支流は激流です。雨が多かったせいもあるかもしれませんが、普段でも激流らしいです。

 今日の目的地である磨成鎮(標高1600m)についたのは8時近く。すぐに夕食となりました。長い、それもしばしば閉鎖されるだろう道の奥の町なのにとても立派なホテルです。名前は貢嗄(こんが、Cong ga)ホテルです。ただ、部屋から外線電話をかけることができずに、ネットに接続できませんでした。また、長旅でホテルに着いたのも遅く、写真の整理もできませんでした。

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成都の通勤風景。人自転車・車が入り乱れている。 所々で道路が片側通行。その待機場所にあった刃物屋さん。 天全の繁華街。 二郎山トンネル手前のパーキングエリア。露店のおみやげ屋さん。 抜けてきた二郎山トンネルと二郎山を振り返る。
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展望台から下の集落を見下ろす。 道路が通行できるようになるまで、露店を冷やかす。商品はプラム。 道路脇のがけの上で岩の掘削。岩が落ちないか心配。 ものすごい激流。向こう岸の人たちとの交流は? 豪華な夕食。四川料だがそれほど辛くない。

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