この日はインスブルックまでの移動中の観光となります。ます少し戻る形でカレッツァ湖に向かいます。途中の山道で、旧型のフォルクスワーゲンのパレードとすれ違いました。オフ会でしょうか。
カレッツァ湖は小さい、でもきれいな水をたたえた湖です。残念ながらまわりの山々が雲に覆われ、湖面には映ってくれません。それでも、湖をのんびりと一周しました。
昼はボルツァーノの旧市街に戻ってとることになりました。天気がよくなってきました。ボルツァーノはアイスマンで町おこしを図っているようです。アイスマンは1991年イタリア・オーストリア国境付近のエッツ渓谷で見つかった、きわめて保存状態のいい約5300年前の身長160cm、体重50kgの男性のミイラです。アイスマンは町中の県立博物館の2階の一角の冷凍庫に厳重に保存(-6℃、湿度99%)されていて、ガラス越しにのぞき見ることができます。彼が身につけていた被服・靴、弓・斧などが展示されている2階だけ写真撮影禁止になっています。
2階を中心に大急ぎで博物館を見た後は、町外れのタルヴェラ川にかかるタルヴェラ橋まで行き、再び街中に戻ってレストラン探し。現地の人に教えてもらったイタリアンのお店に入ります。ただ、12時からということで10分ほど席で待たされました。レストランでのんびり食事をしていたら、町での時間があまりなくなってしまいました。大急ぎで大聖堂の中を見ます。
ボルツァーノは13時半過ぎに出発。まっすぐインスブルックに向かわず、サンタ・マッダレーナ村に寄り道します。村の絶景ポイントは、いったん教会まで登り、そこから少し下ってまた登り返すと道にベンチが置いてあるところです。ここから教会を振り返ると、背後にドロミテのガイスラー山群が見えるという確かに絶景です。天気にも恵まれました。
サンタ・マッダレーナ村の散策の後は、インスブルックに向かいます。国境の峠(2473m)を越えれば、後は下るだけ。インスブルック手前でちょっと渋滞はありましたが、基本順調にインスブルックのホテルに着きました。ホテルの部屋には冷蔵庫(20ユーロのデポジット料金が必要)があったので、早速イタリアで買ったビールを冷やします。ただ、ポットはありませんでした。
動画です。youtubeにリンクしています。
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