この日はまず、マッターホルン(4478m、イタリア名チェルビーノ)を目指して、8時にホテルを出ました。最初に、チェルビニア村手前の小さな湖ブルー湖に寄ります。うまくいけば逆さチェルビーノが見える湖です。きれいな水、魚やカモもいました。この日は朝から晴天、期待通りに逆さチェルビーノを見ることができました。スイス側(ツェルマット)から見るマッターホルンの写真になじんでいるので、少し戸惑う形です。いったん少し離れた道路脇のロッジに戻り、ジェラートを食べていたのですが、名残惜しくなり、今度は近くの丘に登ってまわり360°の景色を見たあと、再び湖畔近くに降りて逆さチェルビーノを楽しみました(下の動画参照)。
次はチェルビニア村です。まず村はずれの丘の上にある小さな教会(Chiesetta BTG Monte Cervino)まで登ります。十字架の横の上の岩の上でひとしきり展望を楽しんだあと(下の動画参照)、氷河から流れ出た水が流れる沢沿いの急な斜面を降り、あとはなだらかな牧草地を横切って村に戻ります。村にいくつかあるレストランの一つに入り、昼食です。生ハム、ポルチーニ茸のリゾット、ワインにしました。昼食後は少し村を散策したり、カフェで休んだりとのんびり過ごします。
チェルビニアの後は、いったんアオスタに戻り、さらに通り越してアオスタ渓谷のコーニュに行きます。まずコーニュの少し奥にあるリッラズへ。ここの川に架かる橋から、待望のアルプス最高峰モンブラン(イタリア名モンテ・ビアンコ、4810.9m)が見えました。滝の手前は岩石園になっていて、このあたりを構成する様々な岩が置かれて、その解説版がおかれていました。リッラズの滝は明るく開放的な滝でした。車に戻りコーニュへ。
コーニュの村の中心は駐車場からかなり上にあります。駐車場からエレベーター、または階段で上ります。村の中心部から外に出ると、サントルソ草原の向こうに、国境に接せずイタリア国内だけにそびえる山としての最高峰、グラン・パラディーゾ山(4061m)がそびえています。このあたりはグラン・パラディーゾ国立公園になっていて野生動物の宝庫だそうです。残念ながら、奥に入らなかったので野生動物は登場しませんでした。
少し散策した後、アオスタ近郊のホテルに戻って一休み。この時間になると毎日、広い谷をアルプスに向かって強い風が吹きます(谷風)。夕食は再びアオスタの旧市街にでかけて、そこのレストランでとりました。
動画です。youtubeにリンクしています。
左の画像をクリックすると、逆さマッターホルン(イタリア名チェルビーの)を映すブルー湖の4K動画をご覧いただけます。 | |
左の画像をクリックすると、チェルビニア村から見たマッターホルン(イタリア名チェルビーノ)の4K動画をご覧いただけます。 | |
左の画像をクリックすると、来たイタリアコーニュ近くのリッラズの滝の4K動画をご覧いただけます。 |
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