このページの目次 | ||
第4章 太陽系(5) | ||
1.惑星(2) 惑星各論−4− | ||
d.木星 | ||
付録:宇宙人へのメッセージ | ||
用語と補足説明 | ||
参考になるサイト |
付録:宇宙人へのメッセージ
おもに、カール・セーガン(1934年〜1996年、真核細胞への進化に関する共生説の提唱者リン・マーギュリスの夫でもあった)のアイデアで、太陽系外に出るパイオニア10号、11号、ボイジャー1号、2号には、宇宙人に対するメッセージが積まれている。
宇宙人と出会えるかについてはこちらも参照。
パイオニア10号、11号には、下のようなペナントが積み込まれていた。パルサーに対する太陽系の位置、その第3惑星地球から飛び立ったパイオニア号、パイオニア号を背景とした男女の姿、その右の上下の線は20cm、これを8倍(真ん中に2進数で示されている)するとおよその女性の身長(160cm)がでる。左上は宇宙に普遍的に存在している水素ガス(水素分子の結合)を示している。つまり、これを解読すれば、拾ったパイオニア号がどこからきて、どのような生物がそれつくって、どの程度の科学知識を持っているかがわかる。男女が服を着ていないのは、もちろん服が体の一部と見なされると困るからである。また最初は手をつないでいた男女が手を離したのは、手をつないでいると一つの生物と見なされかねないからである。男性が右手を挙げているのは、(地球上ではすべての人種共通の)友好の挨拶である。
http://www6.uniovi.es/solar/eng/pn10-11.htm
ボイジャー1号、2号には金メッキをした銅製レコード盤が積み込まれている。表面にはパイオニア号が積んでいたペナントの絵柄に加え。その再生方法が書き込んである。このレコードには、地球の音と映像が収められているので、うまく再生できれば地球の紹介になる。映像は地球のさまざまな風景、生物、人々、音は自然の音から音楽(バッハからビートルズまで、に日本の尺八も)、いろいろな言語での挨拶(日本語は“こんにちは”)である。
http://voyager.jpl.nasa.gov/spacecraft/images/VoyagerCover.jpg_2big.gif
なお、表面の図の詳しい解説:http://www.cedmagic.com/featured/voyager/voyager-record.html