5 環境汚染と環境破壊

 破壊することは簡単でも、修復することは難しい。環境もまず、できるだけ壊さないようにしなくてはならない。

5・4 海洋汚染

 工場や家庭からの排水は結局海に流れ込む。また、意図的に海に廃棄物を投棄することもある。海洋での資源探査・採掘により海洋が汚染されることもある。さらに、タンカー事故や戦争などで石油による汚染も起こる。

 これにより赤潮(プランクトンの異常増殖、死んで腐るときに酸素を消費するので魚が酸欠になる)、有害物質による汚染(南極のペンギンからもDDT(農薬、先進国では使用禁止)、PCBなども検出されている)ばかりか、油膜が海面を覆ってしまうことによる水蒸気発生の阻害(→気候に対する影響)なども考えられる。

海洋汚染の原因(海のなるほど事典)日本海事広報協会
http://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/index.html
日本近海の海洋汚染:海上保安庁平成17年の海洋汚染の現状について
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h18/k20060327/index.html


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