冬眠の謎を解く 近藤宣昭 岩波新書新赤1244
ISBN978-4-00-431244-4 760円 2010年4月
目次
序章 冬眠の世界への入り口
第1章 低温で生きる体の仕組み
第2章 冬眠物質を求めて
第3章 人口冬眠は可能か
第4章 冬眠がもたらす長寿
第5章 ヒトと冬眠
あとがき
参考文献
冬眠は不思議。前にも書いたが、起きているときと寝ているときの二相があるという感じ。筆者は冬眠物質が冬眠を引き起こすと考えそれを追っている。
難しいのは冬眠すると寿命が延びるとしても、その間は活動していないわけで、起きている時間が延びなければ長く生きても活動時間そのものは変わらないことになる。
冬眠についてはこちらも参照。
2010年5月記