大地と人を撮る アンデスを歩き続けて 高野潤 岩波ジュニア新書584
ISBN9784-00-500584-0 980円 2008年1月
目次
はじめに
1章 初期の旅から
2章 ノートへの挑戦
3章 村人の家の中ですごす
4章 野山で教わる
5章 インカ文明の遺跡と大地
6章 祭りに向かう
7章 大自然とともに
おわりに
何も知らず飛び込んでいった南米アンデス。でも、その取材ノート(当時の写真は現像するまで=日本に戻るまで撮ったものを見ることができないという制約からノートを作らざるを得なかった)は、優れた文化人類学のノートにもなっている。
もう氏が撮った・描いた南米社会はなくなっているかもしれないが(閑散としていたマチュピチュ近くの町が立派な観光の町になってしまったように)、それでも一度は行ってみたいところ。
高野潤:アマゾンの森と川を行く
2008年1月記