プリオン説はほんとうか? 福岡伸一 講談社ブルーバックス
ISBN4-06-257504-3 900円 2005年11月
目次
はじめに
第1章 プリシナーのノーベル賞受賞と狂牛病
第2章 プリオン病とは何か
第3章 プリオン説の誕生
第4章 プリオン説を強力に支持する証拠
第5章 プリオン説はほんとうか その弱点
第6章 データ再検討でわかった意外な事実
第7章 ウィルスの存在を支持するデータ
第8章 アンチ・プリオン説 レセプター仮説
第9章 特異的ウィルス核酸を追って
おわりに
さくいん
コラム
アタキシアの謎
正常型プリオンタンパク質の機能
酵母プリオン
ウイリノ説
折しも再開された米国産輸入牛肉から、「危険部位」である背骨が出てきた。
朝日新聞(2006年1月21日)
http://www.asahi.com/life/
update/0121/014.html
ウィルス説も完全には否定できていないという立場から、輸入再開に危惧を持っていた筆者の考えが、別の形で現実のものになってしまったことになる。
2007年5月「生物と無生物のあいだ」も出た。
2006年1月記・2007年6月追記