天動説の絵本 てんがうごいていたころのはなし 安野光雅 福音館書店
ISBN4-8340-0751-0 1,500円 1979年8月初版 2003年7月第27刷
最初に地球(上)の天使が太陽を引っぱっている。あと、平らな地球がだんだん丸くなっていく。最後に太陽(上)の天使が地球を引っぱっている。
なぜ、むかしの人たちが天動説を受け入れ、なぜそれが16世紀〜18世紀にかけて地動説に取って代わられたのか。また、地動説が正しいとすれば、その証拠は何か。
絵本にこうしたことを要求するのは無理だろう。地動説の立場に立っている我々が、パラパラと見て楽しむ本だと思う。
2004年10月記