第二部−2− 地球の科学

第1章 地震

2. 地震の大きさの補足説明のさらなる補足

マグニチュードとエネルギー

マグニチュード(M)とエネルギー(J)を logE=4.8+1.5Mで計算した表
個々の火山噴火のエネルギーは「理科年表2003」(丸善)

マグニチュード(M) エネルギー(J) 備考・参考
1.0 2.0×106 TNT火薬1kgで約4.2×106J
1.5 1.1×107  
2.0 6.3×107  
2.5 3.5×108  
3.0 2.0×109  
3.5 1.1×1010  
4.0 6.3×1010  
4.5 3.5×1011  
5.0 2.0×1012  
5.5 1.1×1013  
6.0 6.3×1013 広島原爆(20kton)で約8.4×1013J
6.5 3.5×1014  
7.0 2.0×1015  
7.5 1.1×1016  
8.0 6.3×1016 伊豆大島噴火(1950年〜51年)1.0×1016J
8.5 3.5×1017 浅間山噴火(1728年)8×1017J
9.0 2.0×1018 桜島噴火(1914年)4×1018J
9.5 1.1×1019  

姶良(あいら)カルデラを形成した噴火(約22000年前) 1×1020J

日本付近で放出される地震のエネルギー    約5×1016J/年
  日本付近で放出される火山のエネルギー  約7×1016J/年
    日本付近での地球内部からの熱の放出 約6×1017J/年

世界で放出される地震のエネルギー     約4×1017J/年
  世界中で放出される火山のエネルギー 約4×1017J/年
  世界中で地球内部からの熱の放出   約1×1021J/年

いん石の衝突のエネルギー
半径100mの隕石(密度3×103kg・m-3)が20km・s-1で地球に衝突  2×1018J
半径1kmの隕石(密度3×103kg・m-3)が40km・s-1で地球に衝突 1×1021J
※ 隕石が地球に衝突するときの速さは11km・s-1〜72km・s-1

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