2024年4月2日、久しぶりに陣馬山〜高尾山のフル縦走をしてきました。
JR中央線藤野駅発和田行きの午前のバスは、7時25分と8時10分しかありません。長い行程なので、7時25分のバスにしました。電車が7時20分着なので、ぎりぎりです。
バスは定刻に発車、ほぼ満席の多くが登山客でした。でも、陣馬山登山口入り口で降りた登山者は自分一人、残りの人たちは終点和田まで行くようです。和田から登った方が20分くらい時間短縮できます。でも和田からだといきなりの急登になります。この陣馬山登山口入り口から登る一ノ尾根は、傾斜が緩いのでそれほどきつくありません。ただ、この停留所、トイレが少し遠い(バス停から140 m)。
一ノ尾根にとりつくまでは人家の間の舗装路を行きます。人家が途絶えると登山道になります。少し急なところもありますが、ゆっくり高度を稼いでいきます。左からいくつかの登山道と合流、和田からの合流は和田バス停から直接登る道と、和佐から少し行ってから登る道の二つがあり、それぞれと合流します。二つ目の合流地点から、陣馬山頂まで急登です。我慢して登っていたらシュンランがありました。
頂上の下、清水小屋は元気に営業していました。空気が澄んでいるとこのあたりから富士山ばかりか、南アルプスまでも見えるのですが、lこの日は富士山は霞み、南アルプスはまったくみえませんでした。頂上の白馬の像がある隣の富士見茶屋は廃業するのか、デッキのいすが片付けられていました。営業しないのなら、場所を解放してほしい。ここは展望がいい場所なので。
展望がないので、少し休んでから明王峠へ、あとは尾根道・巻き道がいくつかどありますが、すべて右側(相模湖側)の巻き道を使います。堂所山の巻き道の後、もう一つ巻き道があります。さらにいくと、もう一つ分岐があります。きちんと看板が出ていて、こちらは巻き道(登山道)でないとあるので安心です。確かにこの看板がないと、これも巻き道かと思いそうです。ここからは尾根道になるのでつらい。景信山までいくつかのピークを越えなくてはなりません。ここはきつい。
景信山三角点前のテーブル&ベンチが開いていたので、ここで昼食にします。他のベンチにも大勢の登山者がいます。頂上の三角点かげ信小屋は営業していませんでした。またここを出身地とする鬼滅の刃・時透無一郎や他のポスターもたくさん貼ってあるのですが、既に古くなりかけていました。
その後、頂上下の、頂上景信茶屋青木に降りたらびっくり。建物がすべて解体され、更地になっていました。それはいいのですが、この小屋が管理していたらしいたくさんのテーブル&ベンチもすべて撤去されていました。
景信山から小仏峠に下り、さらに小仏城山に登り返します。ここもきついですが、短い登りなので我慢できます。
小仏城山にも大勢の登山者がいました。後で知りましたが、景信茶屋青木はこちらに移転して、青天狗となったそうです。もともとほかの茶店もありました、了承済みなんでしょうね。
あとは高尾山だけ。もみじ台も巻き道を使ってパス。高尾山は階段を直登しないで、北側の巻き道(5号路)を使って正面に回り込み、正面1号路で登りました。途中足がつりそうになりましたが、持参のツムラ68番(芍薬甘草湯)があったので、よかったです。
山頂は家族連れ、観光客、海外からの人も大勢いました。海外からといっても、かつてように中国語が溢れているという状況ではなく、いろいろな国から来た人たちみたいでした。
高尾山からは、6号路、3号路への道から更に、薬王院大本坊脇に抜ける道を使いました。ここは頂上へ通じる車道にもなっていて、この日も電気工事の車が上っていきました。
薬王院からは1号路を使って、リフト乗り場まで、そこからはリフトで麓に降りました。
一人打ち上げをどこで使用か迷いましたが、近場の栄茶屋にしました。恒例天ぷらそば(1680円)と日本酒・喜正(900円)だったのでした。この栄屋さん、3月19日をもって手打ちそばの提供をやめたとありました。まあ、手打ちでなくてもおいしかったからいいです。
やはり、陣馬−高尾フル縦走は長かった。とくに景信山の登りがつらかった。若い頃は5時間台で縦走できましたが、今回は7時間25分かかりました。
時程表
07:50 登山道入り口
09:10 和田からの道(1回目)と合流
10:00 陣馬山山頂
10:45 明王峠
12:00 景信山到着(昼食)
12:30 景信山出発
12:55 小仏峠
13:20 小仏城山
14:30 高尾山
14:55 薬王院
15:15 リフト山頂駅
上の地図をクリックすると、この日の歩いた行程をgoole earthでご覧いただけます。経路上で右クリックすると出てくるメニューの「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。 | 上の図をクックすると、伊勢原駅−日向薬師、大山ケーブル下−伊勢原駅のルートがgoogle. mapでご覧いただけます。 |
2024年4月記