2012年12月7日(金)、生藤山に行ってきました。前回の生藤山はこちら。
JR上野原駅8時28分のバスで井戸へ向かいます。かつては6時40分発というものがあったのですが、井戸行きはこの時刻が始発になっていました。駅には大勢の高校生(日大明誠高校)の生徒がいます。でも彼らはスクールバスに乗ります。井戸行きのバスは、登山客らしき人が4人、他数名ですいていました。
井戸には8時50分ころに到着。身支度をして出発です。まずバスが来た道をそのまままっすぐ進み、日本武尊ゆかりという軍刀利(ぐんだり)神社を目指します。少し歩くと左側に富士山がよく見える場所がありました。さらに少し先で、右に別れて軍刀利神社への参道に入ります。大きな石の鳥居から急な階段になります(左に巻き道あり)。登り切ると軍刀利神社です。さらに奥の院へと進みます。奥の院は小さな社ですが、その前に大きなカツラ(桂)の木があり、これはご神木(縁結び?)のようです。
さらに上にある軍刀利神社の元社をめざします。急登が続きます。かなり登ると、三国山・生藤山と元社の道が分岐します。こちらは女坂(男坂は神社から直登ルート)だそうですが、傾斜のきつい斜面をへつるようにつけられた道で、それなりに緊張します。ようやく尾根に出ると、右に三国山・生藤山、左が元社・熊倉山です。元社まで行くことにしました。
10時20分ころに元社に着きました。元社は南面が素晴らしい展望です。天気もよかったし。イスもあるので、ここで大休止しようかとも思いましたが、とりあえず生藤山を目指すことにしました。いったん元に戻り、三国山(国土地理院の地形図では三国峠)を登ります。ここも結構きつい登りがあります。昔は三国の境だったのでしょうか、いまも神奈川県相模原市、上野原市、東京都檜原村の境になっています。ここも展望が素晴らしい。ベンチもあります。
ここらか少し行くと(ちょっと急登もあり)、今日の目的地、生藤山(990.3m)です。10時50分ころ着きました。まわりが木に囲まれているため、元社、三国山ほどの展望はありません。でも、ベンチもあり、木のために風が遮られるので暖かく休むことができます。ここで、テルモスに入れてきたお湯でカップラーメンをつくって大休止とします。
ここから、この日の最高地点茅丸(1019m)まではそれほどの距離ではありません。だいたい尾根道で、木々の間から山が見えるという感じです。尾根が細いところもあり、道の両側の傾斜がきついので、木がなかったらかなり恐いと思います。檜原村の南秋川の柏木野への分岐である連行山を過ぎ、さらに進みます。さらにいくつかのピークを越え(巻き道あり)、最後の大きなピーク(ここも巻き道がありますが、巻き道を使うと醍醐山をパスすることになります)をつらい思いをして登ると、醍醐山(867m)です。あとは和田峠まで下るだけ。途中、和田への分岐もありましたが、バスの本数が少なそうなので、予定通り和田峠に出て、さらに陣馬高原行きのバス亭を目指すことにします。
登山道が林道に出るともう和田峠は近い。林道で右に曲がって少し行くと和田峠です。13時半ころでした。結局山中では、2名とすれ違っただけの静かな山でした。ただ、傾斜が結構きついところがあるので、それなりに疲れました。
和田峠からは長い林道歩きになります。疲れた身には少しつらい。途中で都心が見えるところがあり、少し慰められます。陣馬高原下のバス亭には14時20分ころに到着。バスが待っていました。14時25分(記憶では、バスは14時40分だったのでのんびり歩こうかと思っていましたが、、まじめに歩いてきてよかった)。バスは15時過ぎに高尾山駅に着きました。
例により“注文の多い”玉川亭で打ち上げをしてから帰宅しました。
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井戸から、軍刀利神社元社まで。youtubeにリンクしています。 |
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上野原から井戸までのバスの前面展望。youtubeにリンクしています。 |
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JR高尾駅南口前にある玉川亭。 | ベビーカーはダメだそうです。 | 例により氏照(800円)と小仏の冷や奴(300円)。 | ざるそば(600円)。 | 思わず追加してしまったちくわの天ぷら(550円)。 |
2012年12月記