奥多摩むかし道(2021年11月26日(金))

奥多摩湖付近の水根から奥多摩駅までの「奥多摩むかし道」を歩いてきました。

 朝6時過ぎに自宅を出発、中央道八王子ICで降り、あとは一般道でJR青梅線奥多摩駅到着は7時50分ころでした。心配だった駅近くの駐車場もがらがらでした。

 8時5分の奥多摩湖行きのバスに乗ります。ハイカーと通勤(?)で使っている人が半々くらい、座席が全部埋まる程度の混雑度でした。奥多摩むかし道は終点奥多摩湖の一つ手前の水根バス停が出発点ですが、奥多摩湖を見学するために終点奥多摩湖まで行きました。

 ダムを少し見学してから水根に戻ります。ここはかつて奥多摩駅から水根までのダム建設用資材運搬専用鉄道の荷下ろし駅があったところです。道標がしっかりしているので、青梅街道からむかし道に入るところもわかりやすい。8時45分に、むかし道に入ります。初めは少し生活道路を歩いてから、山道に入ります。迂回路という案内があります。本来の道が崩壊して使えなくなったために迂回路が正規のルートになっているようです。少し行くと水根に降りる分岐がありますが、こちらは地図では難路とあります。もう少し行くと小河内ダム(奥多摩湖)の余水吐が見えてきます。小河内ダムの放水はダムの堰堤ではなく、ダム脇のこの余水吐が使われています。さらに行くとダム本体が見え出します。このあたりはなかなかいい感じ。

 一時民家前をかすめるような所を大きくUターンして舗装路に入り、さらに大きくUターンするとベンチとトイレがある場所に出ます。少し山道らしいのはここまでで、ここから散歩道という感じになります。

 少し行くと道所吊り橋があるので渡ってみました。定員2名だそうです。かなり揺れる橋の真ん中に行くと、多摩川が刻んだ崖に吊り橋と自分の影が映っていました。次の吊り橋はしだくら吊り橋。ここも定員2名です。谷が深いので、日照時間は少なそう。両橋とも日が当たっている時間でよかった。さらに行くとこのコースの名所の一つらしい、いろは楓の巨樹に出ます。上を走る青梅街道では梅久保バス停あたり。ここも日が当たっている時間に間に合いました。少し遅れたら、もう太陽が山の端に沈むところでした。

 ここから少しいったところに白髭神社があります。道から少しずれますが、神社に寄ってみました。オーバーハングした石灰岩の巨石に覆われるように拝殿・本殿が建てられています。ここで一休み。

 境の清泉への分岐から少し行くと、ダム建設用資材運搬専用鉄道の軌道跡が上に見えてきます。不動の上滝から少し行くと上り階段。登り切って少し行くと槐木(さいかちぎ)の巨樹です。ここから少し行ったところでもダム建設用資材運搬専用鉄道の軌道跡が見られます。

 ゴールの奥多摩駅近くに羽黒三田神社の参道があったので、長い階段を上ってみました。途中生活道路と交差してもまだ先が続いているようなので、ここで断念して戻りました。下りは急な階段、手すりもないので怖いくらい。念のために持ってきたストックを出しました。持ってきて正解。

 終点奥多摩駅には12時45分に到着しました。のんびり歩き、寄り道をしても4時間の行程でした。逆コースを撮る人も結構多い。中には自転車という人も複数いました。

 帰りは、まずバイパスに出る手前の山城屋でワサビをゲット。吉野街道から御嶽橋で青梅街道に戻り、小澤酒造へ。青梅街道側の駐車場が満杯だと吉野街道側の寒山寺駐車場になりますが、吊り橋まで降りてまた登り返さなくてはならないのでちょっと大変です。ここの豆らくがすんなり入れたのでここで昼食です。豆らくはおなじ小澤酒造が経営するままごと屋の廉価版とう感じです。さらに、ままごと屋の離れがcafeになっていました。もちろん新酒などや湯葉、おぼろ豆腐もゲット。

 さらに、日向和田の紅梅苑で和菓子も買い込みました。帰りは梅の木峠超えで五日市が移動側に出て、滝山街道の渋滞を避けるためにいきなり秋留橋に出る抜け道を使います。ここからは新滝山街道なので渋滞なし。これができて奥多摩が近くなりました。

 あとは八王子ICから中央道経由、家に戻る前にガソリンを補給しても16時前に帰宅できました。

 

okutamamukashimichi.jpg (612139 バイト) 左の写真をクリックすると、この日のアルバムをご覧いただけます。
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上の地図をクリックすると、奥多摩むかし道の前半・後半のルートガイドをご覧いただけます。

2021年11月記

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