能岳・八重山

2022年3月22日(水)、高校同期のハイキングクラブで上野原の能岳・八重山に行ってきました。

 22日の天気予報がずっと悪かったので、集合場所を上野原駅から高尾駅に変えて、雨でも対応できるように(目的地を高尾山にするとか)しました。実際は、天気予報がよい方にずれていき、前日の予報では晴れになってきて、実際22日は晴れになりました。

 高尾駅8ji25分発大月行き電車で全員集合。この日のメンバーは4名(男女2:2)です。電車内にトイレがありました。上野原駅8時40分着、50分発のバスに乗ります。

 新井バス停は9時10分、ここからまず車道沿いに歩き始めます。10分ほどで登山同位陸地の標識があるので、それに従って右に曲がり登山道に入ります。少し登ってお墓のあたりまで来ると、富士山の展望が素晴らしい。その後も高度を上げると、カタクリやイカリソウなどの群落が出てきます。

 少し急登もありますが、危ないところはありません。10時半ころに能岳(542.7 m)に到着、大休止。富士山の展望が素晴らしい。すると消防関係の人たち10人くらいが登ってきました。登山道の点検や山火事防止の看板を設置しているとのことでした。

 八重山頂上(530,7 m)には11時ころに到着。四阿もあるので昼食を兼ねて大休止。空身になり、少し戻ってシュンランやクロモジの花の写真を撮ったりします。この時間帯になると、富士山も雲に隠れがちになります。

 八重山展望台に向かう途中で、八重山あたりを保全している方に出会いました。八重山のシュンランは一度絶滅しかけたので、ほかの地域から持ってきたとか、シュンラン以外のものもたくさん植えているとか、シュンランの葉を食べてしまうのはアナグマだとか、さらには八重さんがこのあたりを買ったときはスギばかりだったのを、一度全部伐採して木々を植え直したことなど教えてくれました。

 展望台の前に、この山を買い取り公開した水越八重さん(1886年〜1929年)の記念碑があります。展望台に着いたころには全体に霞んできて、遠いところはあまり欲目なくなっていました。それでも、近くの権現山や扇山、反対側には陣馬さんなどはよく見えます。

 下山路にもシュンランを始め、いろいろな花々、木々が楽しめます。さらに、それらには解説付いているものもあります。

 トイレ(隣の上野原中学校の生徒が清掃しているとのことです)のある駐車場は13時35分でした。大堀発のバスが14時06分のはずなので、ここで時間調整。

 14時06分のバスを目指してバス停まで降ります。約10分、で、バス停で時刻表を確認したら14時台がない。14時06分は土日祝のバスだったのでした。平日は13時38分の次が15時20分、それならということで上野原駅まで歩いてしまうことにしました。

 途中、上野原名物という酒まんじゅう屋さんに寄ったりして、上野原駅北口に着いたのは14時40分でした。久しぶりの上野原駅北口。かつてはこの狭いロータリーでバスが方向転換をしていたのでした。現在のバスの発着はすべて広い南口ロータリーからとなっています。

 JR中央線上野原駅は、河岸段丘の崖沿いにあります。南北を縦貫する連絡通路を5階(段丘崖途中)とし、改札やホームは4階、北口は5階、南口は1階(段丘面)という構造です。また、ホームが異常に広く、その一部の真ん中に駅舎・改札という構造になっています。

 15時08分発高尾行き、そこから中央線を乗り継いで八王子に。例により北口のてんぐ大ホールで反省会。反省会にはハイキングに参加しなかった人3人が加わり大反省会となりました。

 てんぐ大ホールの注文システムは、前回から店員さんへの口頭や、あるいは最近の飲食店に多いお店のタブレット端末での注文ではなく、自分(客)のスマホで注文する(店員さんに渡されるQRコードを読み取ると注文画面が出る)というシステムになっています。前回はメニューのカテゴリー分けが見つからず苦労しましたが、2回目なのでカテゴリー分けもすぐに分かって、注文はかなりスムーズにできるようになりました。でも、スマホ画面では文字が小さく見づらい、さらにこのお店のシステムだと、注文履歴はスマホで確認できるのですが、そのトータルの金額が表示されないという問題があります。

 18時前に反省し終わったところで、解散となりました。

nodakeyaeyama20230322cover.jpg (284217 バイト) 左の写真をクリックすると、この日のアルバムをご覧いただけます。
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上の図をクリックするとこの日の行程をgoogle earthでご覧いただけます。行程上で右クリックすると出てくるメニューの「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。ただ、行程が二つ(前半、後半)に分かれています。

2023年3月記

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