日本国

 2018年6月30日、高校同期の仲間たちと日本国に行ってきました。

 6月30日、大宮発8時14分発とき5号に乗ると9時56分に新潟に着きます。新潟から10時57分発羽越本線いなほ3号で府屋に向かいます。車中で大宮で買っておいた駅弁を食べました。府屋には12時12分着の予定でしたが、途中の踏切でトラブルがあったらしく、安全確認のために電車が10分ほど停車、府屋についたのは12時20分を過ぎてしまいました。日本国登山道へのバス(雷行き)は12時18分の予定だったので不安でした。ところがいなほが遅れて府屋駅に入ってきたのを見たバスの運転手さんが気を利かして少し待っていてくれたおかげで、予定したバスに乗ることができました。このバスに乗れないと(たぶん村上からの)タクシーを電話で呼ぶということになってしまいました。バスの乗客はわれわれをのぞくと2名だけ、その2名も早々と降りてしまったので4名の乗客でした。

 バスは日本国登山道入り口で止まってくれました(360円)。トイレもある休憩所があります。身支度を調えて12時50分ころ出発、しばらく急登が続きます。日影の登山道なのですが、気温が高いので汗が噴き出てきます。途中休んでいたときに鈴の音が近づいてきました。地元の女性が登ってきたのでした。さらに登ると蔵王堂登山道と合流します。ここには四阿もあります。そこから少し行くと「日本国」という名の由来が書いてある看板もあります。ここからはあと一踏ん張りで頂上です。

 頂上(555m)到着は14時半ころでした。頂上には先ほど抜かれた女性がすでに登っていました。頂上は木々に覆われていますが、ここには立派な矢倉(展望台)が設置されています。展望台に登ると、飛島、佐渡島、さらには頂上部には雲がかかっていましたが鳥海山も見られました。女性を含めた集合写真を撮ったり、各自別々に記念写真を撮ったり(何しろ「日本国」ですから)してしばらく休憩です。女性は先に下山開始。少し遅れてわれわれも15時ころに下山を開始します。

 帰りは急降下という蔵王堂登山道を降りました。確かに急降下です。でも、こちらを降りると羽越街道小俣宿の中を歩くとこができます。名の由来の蔵王堂まで降りればあとはすぐに林道に出ます。さらに少し歩くと小俣宿です。登頂証明書は、この宿の田宮彦作商店と田宮酒店で発行(500円、ここで申し込むと後日郵送される)してもらえます。田宮酒店の方でビールを買って、ここで登頂証明書を申し込みました。日本国麓郵便局前のバス停はすぐ隣にあります。

 バス(勝木行き)は17時、乗客はわれわれだけでした。旅館に近い府屋中町で降り、近くの酒屋で「日本国」という名の日本酒をゲットしてから旅館(平喜旅館)に入りました。

 何しろ「日本国」という名です。低山ですが、暑かったせいもあり、名前に恥じない立派な山でした。登れてよかった。 

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