御嶽山(奥の院〜鍋割山〜ロックガーデン)

  2020年9月9日、奥多摩の御嶽山周辺を歩いてきました。

 コロナウイルスがようやく下火になってきたので、奥多摩の御嶽山、奥の院〜鍋割山〜ロックガーデンを目指しました。まだ電車やバスを使うのは憚られるので、車で行きました。所要時間とケーブルカーの始発時刻を勘違いしていて、6時40分ころにケーブルカー下の駅(滝本駅)に6時40分頃に着いてしまいました。駐車場は7時10分オープン、ケーブルカーの始発は7時半でした。あらかじめ切符を買おうと交通系ICカードをかざしても買えません。片道600円が往復だと1130円の割引になるので、交通系ICカードは使えないようです。現金で買いました。

 乗客の先頭に並ぶことができたので、当然一番下の席をゲット。後面のビデオ撮影ができます。乗客もそれなりにいました。途中すれ違ったたケーブルカーには子供たちが大勢。このすれ違い場所の上が標高634 m、つまり東京スカイツリーと同じ高さという標識が立っています。下りのケーブルカーに乗っていた子供たちは、山の上の集落(御師住宅(旅館)やお土産屋さんの家々があります)の子供です。彼らがケーブルカーで麓の学校に通学しているのです。自宅から電車・バスで行くと、地元駅の始発電車に乗っても、ケーブルカーの始発には間に合いません。ちょうど始発が降りて子供たちが歩き始めたころに、御嶽駅からのバスの始発が着くという感じです。

 途中の中央道からは富士山がよく見えました。久しぶりの山なので、できるだけ荷物を軽くしようと望遠レンズを置いてきてしまいました。しまったと思いました。でも、ケーブルカーの頂上駅(御嶽山駅)前の展望広場から見る東京は霞んでいました。望遠レンズを持ってこなくてよかった。

 7時45分ころに出発。歩き始めは水平な道、神社までは舗装された道です。今日の目標の一つ奥の院がよく見える場所があります。遠くから見ると、どうやって登るのだろうという尖ったピークです。また、その付近からは山上の門前町(お土産屋さん街)もよく見えます。でも、途中御師住宅(旅館)が出てくるころから傾斜が出てきます。これがつらい。最後に門前町(お土産屋さんとお休みどころ)を通過して、ようやく御嶽神社の鳥居に辿り着きます。少し登って2番目の鳥居の前が、御嶽神社へと登る階段とと、大岳山などへ向かう登山路の分岐があります。とりあえず登山道へ。ここからはあまり傾斜もない道になります。長尾平への分岐から少し先に行くと、奥の院への分岐があります。鳥居と“天狗の腰掛け杉“が目印です。ここからは本格的な山道、途中クサリ場もあります。奥の院で一人の登山者が休んでいました。奥の院両側から奥の院峰へ登る道があります。右側の道を上りました。

 奥の院峰(1077 m)は8時55分ころに到着。ここは少し開けた広場になっていて、小さな祠があります。少し休憩。先ほど、奥の院で休んでいた人も登ってきてて少し話したあとに、彼はそのまま通過して行きました。続いてもう一人が奥の院の左側の道から登ってきました。

 奥の院からの下りは、最初が岩場の急降下、これが終われば後はたいしたことはありません。だらだら歩きが続きます。2回ほど巻き道と合流、最後に少し登ると鍋割山(1084 m)です。奥の院峰より高いとは思えません。先ほどの人がここで休んでいたので、追い越す形になりました。ここから少し下ると、大岳山登山のメインルートと合流です。この日は大岳山を目指さず、左に折れて芥場峠へ向かいます。芥場峠にも人がいました。

 芥場峠を下りて沢と合流するあたりから道の傾斜が緩くなります。去年の台風被害を受けた沢を渡る橋は付け替えられていて、またえぐれた道も補修されていました。またロックガーデン分岐の近くの四阿、去年来たときには土砂に埋もれていましたが、掘り返されて、修復中でした(まだ使用できない)。

 ここからロックガーデンに入ります。しばらく土砂崩れで通行止めが続いていました。このところの雨で、いつもはしょぼい綾広の滝も水量が多く、見応えがありました。ロックガーデンの道は沢を何回か渡ります。沢の水量が多いので、渡り石が水没している所もあります。防水の靴でない少し足が濡れるかもしれません。

 途中、トイレ・四阿、テーブル・ベンチもある休憩所があります。少し休憩、おやつに持ってきたバナナを食べます。ロックガーデンは人出もあり、この休憩場所でも何組かが休んでいました。

 再び出発、階段を少し降りてまた渡渉です。右岸・左岸と変わります。ルートの左岸から右岸に橋を渡してあるところが、岩山への分岐。ここは信じられないくらいの急登(降りる場合は急降下)なので、よほどの理由がなければ避けた方が無難です。

 暫く行くと左岸に渡り、天狗岩への登りになります。登る途中で見る天狗岩はオーバーハングしていて、どうやっててっぺんに祠を建てたのだろという飛び出した岩です。でも、岩の根元まで登って裏側を見ると、クサリ場になっていますが、一応登れます。ということで、登ってみました。高度感満点です。下りは慎重に。

 ここはそのまま大岳山登山道へと合流するコースと、七代(ななよ)の滝へ降りるコースの分岐になっています。せっかくなので滝を見に降りてみました。いくつもの長い鉄階段で急降下です。降りるに従って滝の音が大きくなります。全体で8段、落差50mということですが、見ることができるのは下から4段目、落差10 m程度のものです。岩の影になって見にくいので、岩の左側、スリップしそうな滝からの流れを対岸に渡って滝壺へ。でも、ここまで来ると、滝を隠している岩の右側からも滝壺に出られることが分かりました。

 ひとしきり滝を見学した後、長尾平の分岐までの登りです。標高680m の滝から標高870mほどの長尾平まで200mほど登り返さなくてはなりません。ここはきつい。息も絶え絶えにようやく分岐まで登ります。30分ほどかかりました。ここには茶店(いつも開いているわけではない)とベンチやテーブルがあります。ここで休憩。ここは茶店がやっていなくてもフリーwifiが使えます。またここの登山道脇には長谷川恒男のレリーフもあります。

 この日は疲れを押しきって、御嶽神社にも登ってみました。途中で鉄板を渡した近道(分岐)があるのでそこを登ります。すると、あと少しで神社という所に出ます。御嶽神社は拝殿・弊殿・本殿とそろった立派な神社で、さらに横から裏側には様々な社があります。そして一番奥には大口真神(おおくちまがみ)を祭った社があります。日本武尊の道案内をした白狼がご神体だそうです。だから、狛犬は狛狼でした。この社の左側に奥の院を拝む場所もあります。現在、東京都指定文化財の旧本殿(常磐堅磐(ときわかきわ)社は修復中でした。

 ひとしきり見学した後、長い階段を降りて門前町へ。さらに舗装路をケーブルカー御嶽山駅へ。ここも膝に優しくない下りが続きます。ケーブカーの発車時刻が、この時間帯は15分、45分、12時45分のものに間に合うように歩いたら、12時35分ころ駅に着きました。神社を降り始めてから約20分かかりました。

 ちょっと広場で展望を確認(相変わらず都心方面は見えず)して戻ったら、もうかなりの行列でした。発車間際に来る人もいて、立っている人もいる混雑、でも、知らない他人とは接しないということですから、空席はあるという程度です。

 ケーブルの下の駅滝本駅の駐車場に戻ります。2階もある1階部分に止めておいたので、車はそれほど暑くなってはいませんでした。持ってきた着替え(こういうのは車だからできます)で全取っ替えします。

 帰りはかつて鳩ノ巣渓谷脇にあった一心亭、いまは吉野街道沿い(丹三郎、古里(こり)と川井の間付近)に、10年ほど前に移転しています。もとのお店(兼旅館)は台風で水没してしまったそうです。あの場所で再建したら、去年の台風でまた水没してしまったかもしれません。いまは蕎麦専門です。ただ、現在の場所では山から降りた後に気楽に歩いて行ける場所ではありません。車必須。定食(1,500円)にしました。天ざる+刺身こんにゃくの1,200円+550円が1,500円になるようです。蕎麦は小さい籠に入っていますが、底が深いのでボリュームがあります。全部食べるとお腹いっぱい。

 そのまま帰るのも何なので、川井駅対岸、吉野街道沿いの寒山寺駐車場に車を入れて、寒山寺を見たり、吊り橋を渡って小澤酒造のお土産屋さんでお酒を買ったりしました。この時期はちょうどお酒の仕込みを始めた時期で、蔵元限定酒は新酒ができないとないそうです、残念。それでもお土産に一本。さらに日向和田の紅梅苑にもよって、柚篭(和菓子)をゲット。

 あとは地元に戻って、ガソリンを満タンにしてから帰宅しました。16時半ころになっていました。往復で100 km程度。意外と近かった。靴を洗ったり、洗濯をしたり。

 久しぶりの山行でした。やはり体力が落ちているようです。七代の滝から長尾平分岐までは本当につらかった。ほぼ毎日歩いてはいるのですが…。やはり山に行かないと。少しリハビリをしなくては。

coming soon ! 左の写真をクリックすると、御嶽山ケーブルカー登りの後面展望を動画をご覧いただけます。coming soon !
左の画像をクリックすると、ロックガーデンの動画(4K60P)をご覧いただけますyoutubeにリンクしています。
nanayonotaki.jpg (280120 バイト) 左の写真をクリックすると、この日のアルバムをご覧いただけます。
GPSロガーの起動を忘れたので、国土地理院地図に加筆しました。

2020年9月記

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