2024年8月9日、櫛形山に行ってきました。
前日の8月8日14時ころ出発。なぜか甲州街道も中央道もも渋滞。急遽多摩川沿いの府中スマートICから中央道に乗りました。しばらく渋滞美味でしたが、やがて解消。中央道甲府南ICで降り、富士川町平林付近から丸山林道に入ります。さらに新池の茶屋林道(丸山林道支線)で、17時ころに池の茶屋駐車場に。20台ほどのスペースにに車が1台もありません。のんびり過ごせそうです。
椅子と、テーブル代わりの保冷ボックスを持ち出し、まずビールと枝豆。その間にスパゲティを茹でます。今日はボンゴレコンソメスープ。森の中の駐車場なので、18時を過ぎると暗くなりだします。車内であと少し飲んで、17時半ころには寝てしまいました。
9日の1時半ころ目が覚めました。外に出てみると星がきれいに見えています。ただ、ここは森の中。空が狭い。星撮影用の機材は持ってこなかったので、撮影はしませんでした。
4時ころ再び目が覚めました。空を確認したら、薄い雲がかかっていて星が見えません。でも、起き出すことにしました。きのう一度沸かしてサーモスに入れておいたお湯を沸かし直して、カップうどんの朝食です。
5時20分ころ出発。まずシカよけ柵の扉を開けて登山道に入ります。しばらく急登が続きます。でも、ここはお花畑でもあるので、それなりに楽しく歩けます。もう一つ、「南アルプスエリア 展望ポイント」という場所もあり、柵の外に出ると網が邪魔にならずに視界が開けます。南の聖岳から北の甲斐駒ヶ岳まで一望です。
しばらく展望を楽しんだあと、ふたたび急登の登山道に戻ります。尾根になっても急登が続きますが、程なく三角点2,20.2 mにたどり着きます。このあたりから道はなだらかになります。国土地理院はここを櫛形山頂上としていますが、地元はあと15分くらいいったところを頂上としています。
あとは道標に従って裸山を目指します。裸山の麓も見事なお花畑ですが、柵によって厳重に囲まれています。右回りで登った裸山頂上も2,000 mを超えています。そしてここは、東側に富士山、右側に北岳が見える絶好の場所です。ただ、この日のこの時間はもう雲で両者とも見えませんでした。その代わりにキベリタテハがいました。
そのまま右回りで裸山を下りて、アヤメ平に向かいます。このあたりの道標は時間に細かい。名の通り、かつてはアヤメの群落があったようです。この季節はアヤメは見られませんでしたが、ここもお花畑になっています。また、避難小屋や、少し離れていますが簡易トイレもあります。
いつものように、トレッキングコースを通って駐車場に戻ります。いったん、柵を出たらもう柵はありません。トレッキングコースは地味で、お花畑はありません。一部二重山稜になっていて、その窪地にバイケイソウの群落があるところがあります。またもみじ沢までかなり下ります。だから、北岳展望デッキまで約200 mほど登り返すことになります。この日のコースで一番きついところ。ただ、気温は20 ℃少し、日影の中を歩くので、その点は楽です。
残念ながらこの日は、北岳展望デッキに出ても、北岳は雲の中でした。ここから駐車場までは、できたときは車いすでも通れる道でした。でも今は少し荒れ始めていて、車いすでは難しいと思います。駐車場近くで、自然観察教室らしい若々しい一行とすれ違いました。この日山中で出会ったのはこの団体だけ。
駐車場には車が増えていましたが、ほとんどが団体のものだと思われます。登山者らしい車は1台?
帰りは例により、富士川町がやっているまほらの湯に寄って汗を流し、瓶牛乳を飲み、天ぷらソバを食べてから帰りました。
行程表
2024年8月9日 | 場所 | 標高(m) | 2023年7月26日 | 2018年6月8日 |
05:20 | 池の茶屋駐車場 | 1,853 | 05:25 | 07:50 |
06:15 | 三角点 | 2,052 | 06:25 | 08:30 |
06:30 | 櫛形山山頂道標 | 2.020 | 06:40 | 08:45 |
07:10 | 裸山山頂 | 2,003 | 07:15 | 09:20 |
07:45 | アヤメ平 | 1,896 | 07:55 | 10:00 |
08:30 | 裸山のコル | 1,792 | 08:35 | 10:55 |
08:50 | もみじ沢 | 1,722 | 08:50 | 11:10 |
09:45 | 北岳展望デッキ | 1,906 | 09:40 | 12:00 |
10:05 | 池の茶屋駐車場 | 1853 | 10:20 | 13:05 |
4時間45分 | 4時間55分 | 5時間15分 |
2024年8月記