小仏城山(2017年9月27日)

 2017年9月27日、高校同期のハイキングクラブで小仏城山に行ってきました。

 9時12分JR高尾駅北口発小仏行きのバスに乗ります。この日、JR中央線で人身事故がありました。そのために参加予定8名のうち1名が電車が来ないということで欠席した以外の7名(男女比3:4)で出発です。バスは増便1台が出るほどの混雑ぶりでした。日影バス停で降ります。このバス停では大勢の人がおります。

 バスを降り、9時半ころから歩き始めました。川沿いに少し行くと橋があり、その橋を渡ってわりとすぐの所に今日のコースの分岐があります。最初の「復元中!消えた花のいま」という看板があるところです。このあたりはかつてはニリンソウの群生地だったらしいです。林道から右に別れ、まず小さな沢を渡ります。渡ったところはツリフネソウの大群落でした。

 ここからは急傾斜が多く出てきます。ただ、スギ林ではなく広葉樹の中の道なので、気分はいいです。数回休んで、621mのピークに到着。ここからいったん急降下します。そして急登。我慢して登り、頂上への林道(パラボラアンテナメンテ用)と合流すれば、頂上も近い。林道との合流点もツリフネソウの群落がありました。

 小仏頂上(670.3m)は11時半ころ。広い頂上にたくさん置いてある、テーブル・イスの一組を使って、昼食時間となりました。毎回女性陣からは豊富な差し入れがあり、さらにこの日はワイン1本を持参した男性もいたので、豪華な昼食です。ただ、天気があまり良くなく展望はありません。空気が澄んでいると都心がよく見える位置のテーブル・ベンチでしたが、霞んでいてどこがどこだかほとんどわかりません。頂上の反対側からは富士山が真正面に見えるはずですが、こちら側も見えませんでした。

 ゆっくりとお昼を楽しんだあと、12時半ころ相模湖を目指して下山開始です。こちらは東海自然歩道の一部となっています。自然歩道といっても結構急なところもあります。この道を降りるのは40年ぶりくらいです。ほとんど記憶にありません。もう少し相模湖が見えるところがあったような気もしますが、今回は1箇所だけでした。

 降りたところ(千木良)には茶店とトイレがありました。14時半ころになっていました。ここから車道沿いに相模湖駅まで行くこともできますが、弁天橋経由で行くことになりました。ここは橋までかなり下ります。弁天橋を渡ったところには、弁天様が高いところに祭られていたので登ってみました。でも、残念ながら展望なし。橋を渡ったところにはトイレもあり、ここからは舗装路になります。かつてはかなり賑わった場所だと思われます。車道といってもかなりの傾斜です。登ったところには「お疲れざま相模湖駅」という矢印の看板がありました。確かにお疲れ様でした。ただ、駅まではあと少し歩かなくてはなりません。ダムの上を渡り(流木の回収作業をやっていました)、国道20号(甲州街道)にまで出れば、ほんのあと少しで駅に到着です。駅に到着したのは、15時半ころです。千木良から駅まで1時間かかりました。

 打ち上げは駅前の「かどや」というお店です。たくさん飲んで、たくさん食べましたが、驚くほど安かった。久しぶりの高校ハイキングクラブ、楽しい1日になりました。ただ、小仏城山までの登り、千木良から相模湖駅まではきつかった。「遠足コース」と甘く見ていたので。

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2017年9月記

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