8月30日、この日はホロンボ・ハット(3,720m)からマラング・ゲート(1,800m)まで降りて登山終了。
いよいよキリマンジャロともお別れ。7時半にホロンボ・ハットを出発です。この日は下るだけなので、花を撮りながらのんびり歩きます。まず砂礫帯に咲く花々。そしてだんだん樹林帯の花へと変化していきます。11時ころにはマンダラ・ハットに到着。少し休みます。
11時半にマンダラ・ハットを出発。マラング・ゲートを目指します。ここからは完全な熱帯雨林。花もたくさん咲いているのですがk光量が足りません。途中、登りの時も休んだ沢の対岸、ベンチとトイレのある場所で少し休みました。マラング・ゲートに戻ったのは、13時45分。管理事務所前のおみやげ屋さん(兼登山用品レンタル屋さん)で、Tシャツなどのおみやげを買いました。そして、ここで登頂証明書をもらいました。嬉しい。今年だけで、6,587人目の登頂者ということらしいです。1か月約800人、1日では約30人弱が登るということになります。われわれが登山した日は混んでいたようです。実際、下山中はあまり登山者に会いませんでした。
心配された高山病の症状、頭が痛いとか吐き気を催すなどはまったく出ませんでした。これが、体質(脳が省エネ=酸素をあまり必要としないエコ・設計)なのか、ゆっくりゆっくり高度を稼いだためなのか、あるいは山に入ってから飲んでいた薬(ツアーリーダーが持ってきたダイナモックス(アセタゾラミド)を朝晩半錠ずつ飲んでいた)が効いたのか、わかりません。結果オーライでした。また、ツアーリーダーが持ってきたパルスオキシメーターで毎日血中酸素濃度を測っていたのですが、だいたい80%の後半から90%前半の値でした。ただ、安静時60前後の脈拍が、山の中では80より下になることはありませんでした。
あとは車で、アリューシャのホテルに戻ります。途中で巨大なバオバブの木(私が栽培しているバオバブはこちら)も見学しました。そして食事前に、ホテル内の少し高いお店ですが、コーヒー(いわゆるキリマンジャロです)を仕入れました。
写真はクリックすると拡大します。戻るときはブラウザの“戻る”ボタンをご利用ください。なお、花の名称は自信がありません。