8月26日、この日はマンダラ・ハット(2,727m)からホロンボ・ハット(3,720m)まで。
6時に起き出すと、東の空が明るくなってきました。ポーターが部屋の前にお湯を運んでくれるので、それで顔を洗います。6時半朝食。パン・フルーツのほか、おかゆも出ます。飲み物もコーヒー、紅茶、ココア、日本茶など豊富です。日本から同行したツアーリーダーが持ってきた味噌汁、漬け物、梅干しもあります。こんなに食料が豊富なら、自分であまり食料を持ち込まなくてもよかった。
少しのんびりして、8時出発。最初はまだ樹林帯の中です。傾斜もそれほどきつくはありません。
8時半ころ、森林限界が近づきます。するとまず、マウェンジ峰(キリマンジャロの側火山)が見えだしました。ついで8時45分ころ、キリマンジャロも。9時ころ、第1回目のビューポイントで休憩になりました。
草原帯になると日差しがきつい。雄大な風景、両側の花に慰められながらひたすら歩きます。道は砂礫で、埃が大変です。11時半ころ、トイレのある場所でお昼休憩。とはいっても、これまでの休憩で、朝渡されたランチ(サンドイッチ、フルーツ、卵、ジュースなど)の大半は食べてしまっています。
いくつかの沢を渡り、ジャイアント・セネシオが見え出すと、この日の宿泊地ホロンボ・ハットも近いということになります。ホロンボ・ハットに着いたのは15時くらいでした。今日の小屋は昨日より少し大きめ、6人部屋(下段3人、上段3人のベッドが“コ”の字型に配列されている)です。われわれのグループで、一つの小屋の両側の部屋、つまり1つのハットを占有できました。このハットのトイレも水洗でした。ただし水を流すのには少しコツがいります。また、数が少ないので、朝の渋滞が予想されます。
夕方、マウェンジ峰が夕日に染まりました。食事は大きな小屋で食べます。それぞれのグループが、時間をずらしながら利用します。また、小屋の食事やお茶の世話は、それぞれのグループのポーターの仕事です。つまり、小屋側にはそうしたものの提供はありません。
夜起きたら、文字通りの満天の星。でも、寒いので三脚を持ち出し、写真を撮る気にはなりませんでした。
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