陣馬山〜景信山

  2020年12月18日、シモバシラの様子を見に陣馬山〜景信山を歩いてきました。

 この日は高尾を基点にバスで入り、バスで戻る予定です。朝、JR高尾駅近くのコインパーキングに車を入れます。バスは6時18分発陣馬高原下行きです。5時55分頃から歩き出しました。和田峠までは長い林道歩きになります。和田峠には7時55分到着。約1時間の林道歩きでした。ここから陣馬山頂上への直登ルートをとります。頂上に近づくとシモバシラがたくさんできていました。これなら、いつもは見事な群落の一の尾尾根は凄いだろうと、少し写真を撮りながら頂上に向かいます。

 頂上の一角には8時25分ころ到着。早速清水茶屋脇にザックを置いて、一の尾尾根を少し下ります。ところがこちら側にはシモバシラはほとんどありませんでした。頂上(857 m)に戻り、今度は風景写真を撮ります。この日は空気が澄んでいて見事な眺望が得られました。頂上からは茶店に遮られて富士山はあまり見えませんが、ほんの少し明王峠側に下ると、富士山がよく見えるポイントがあります。ということとで、8時45分ころに、出発。例年ほとんどシモバシラが見られないこの道ですが、富士山がよく見えるポイントから少し下がったところ、巻き道と合流するまでの間にたくさんのシモバシラがありました。

 あとはひたすら歩きます。基本巻き道を選択。ただこの日はいつも巻いてしまう堂所山(どうどころやま)は登ることにしました。かつてシモバシラの見事な群落があったし、また明王峠側からは登りの傾斜も緩いので。でも、残念ながら、堂所山頂上付近ではほとんど見られませんでした。さらに、堂所山からは、かつてはよく見えた陣馬山方面も、成長した木々に遮られて、展望がなくなってしまいました。もともとこの山は他の方面の展望はありません。縦走路へは急降下になります。

 景信山までは長く、少しきつい登りもありますが、でも、景信山に近づくと、何ヶ所か見事なシモバシラの群落がありました。

 景信山(727.1 m)には11時頃に到着。小仏まで降りてバスに乗るつもりです。でもバスは13時台までは毎時40分のみです。自分の足で景信山から小仏バス停まで40分では無理です。なので、ここで大休止、関東平野を一望できるベンチ・テーブルでカップラーメンを食べたり、写真を撮ったりのんびりと過ごします。

 11時40分ころ下山開始、前回登ってきた道を下ります。林道に出たのは、12時20分、バス停は12時半でした。50分かかった。前回の登りでは1時間10分ほどかかったのでこんなものでしょう。12時40分発のバスも10分待ちですんでちょうどよかった。

 高尾駅では久しぶりに、駅前のお蕎麦やさん玉川亭です。この日は天せいろ(1400円)にしました。

 あとは、近くにコインパークに戻り、車を出して帰宅しました。 

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2020年12月記

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