2016年12月301日、シモバシラを求めて陣馬山から景信山を歩いてきました。
JR中央線高尾発7時26分小淵沢行きに乗ります。ベンチシートなのでなぜか嬉しい。とちゅう、相模湖駅で特急通過待ちが11分ありました。中央線藤野駅で降り、8時の和田行きのバスで陣馬山登山口まで行きます。バスは登山客でほぼ満員、大勢の人は終点の和田まで行くようです。陣馬山登山口からかなり離れたところにトイレがあります。身支度を調え、8時半ころ出発。一の尾根を登ります。最初は民家に通じる舗装道路、民家が途切れると本格的な登山道になります。一の尾根は基本緩い傾斜の登山道、とはいっても所々に急登はあります。
木の階段が出てくると頂上も近い。頂上手前でまばらに存在するいくつかのシモバシラを見ました。頂上には何軒かの茶店があります。頂上には10時10分ころ到着。この日は風もない快晴、丹沢、富士、奥多摩の山々などがよく見えます。さらに、南アルプスに一部も。もちろん関東平野も一望できます。人気の山なので大勢の人がいました。頂上の一番いいところ締めている茶店は閉じていました。。ここは少し写真を撮るだけで通過しました。
ついで、堂所山を目指します。登山道の日が当たるところは、霜解けで道がぬかるんでいます。途中の明王峠の茶店は閉まっていました。ふだんは巻くことが多い堂所山、でも、かつてシモバシラの群落を見たことがあったので、この日は頑張って登りました。景信側から登るとそう大変でもありません。だが、シモバシラは見当たりませんでした。どうしたのだろう。堂所山頂上に二つあるベンチのうち一つは壊れているようです。幸い大丈夫な方のベンチも空いていたので、ここに陣取りカップラーメン(八王子ラーメン)の昼食です。堂所山は頂上が木に覆われているので、展望はあまりききません。それでも木々の間から陣馬山や生藤山が見られます。高尾山北山稜を登ってきたトレイルランの一団もやってきました。裏高尾はトレイルランのメッカのようです。
堂所山からの下りは急降下です。その後は小さなアップダウンが繰り返されます。あと少し頑張れば景信山というところ、以前が大群落があったところに、シモバシラの小群落がありました。でも、あまり立派なものはありませんでした。
景信山頂上には13時ころ到着。まだ晴天が続いて、ここからの展望も素晴らしい。広い頂上のあちこちに移動して写真を撮りました。そして、テルモスに残ったお湯でお茶を入れて少しのんびりします。
小仏バス停のバスが、毎時10分、40分、頂上からバス停までコースタイム1時間ですが、余裕を見て13時30分に出発。前を歩いている人(女性)に遅れないように歩いていたら、14時5分ころ林道に出ました。さらに少し急ぎ気味に歩いたら、14時15分ころバス停に着いてしまいました。つまり、10分のバスが出たばかりでした。このバス停にはトイレの他、靴を洗う洗い場もあります。時間があるので、靴を洗ったり、身支度を解いたりしてバスを待ちます。バス停には一番乗りでしたが、だんだん人が増えてきました。
高尾駅行きのバスは14時半ころやってきました。すぐに暖かい車内に入れてもらえました。途中の日影バス停からも大勢が乗ってきてバスは満員。高尾では久しぶりに玉川亭で一人打ち上げを行いました。
この日は一日中風もない快晴、展望は良かったのですが、目的としたシモバシラはあまり見られず残念でした。
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2016年12月記