八王子城跡

 2022年12月12日、八王子城跡に行ってきました。

 八王子城は北条三代氏康の三男氏照の居城です。豊臣秀吉の小田原攻めの際、氏照が小田原城で籠城している留守に、豊臣方の上杉景勝、前田利家に攻められて落城しました(1590年)。

  JR高尾駅北口7時40分発の陣馬高原行きバスに乗り、恩方の大久保で下車します。バスが展開できる広い駐車場と簡易トイレがあります。

 8時ころ出発、来た方向に戻る形で浄福寺、松竹(まつたけ)へ。浅川にかかる松竹橋を渡って南に進みます。八王子城跡への取り付きがわかりにくい。松嶽稲荷順じゃ前を左折です。でも、いったん山道に入ればあとは一本道、山道に入ると道標があります。谷間の森の中を黙々と進みます。谷から離れて少し傾斜がきつくなると、川原宿大橋からの尾根道と合流します。少し行くと八王子城跡に登る旧道とぶつかります。

 少し登ると柵門跡。ここから八王子城の本丸跡まで登ります。結構きつい。途中で東側が開けた場所があり、八王子市街や東京の高層ビル群なども見えます。本丸下には八王子神社があります。神社の社本体は別の建物で覆われて保護されています。本丸まではあと一登り。今は何も残っていません。

 別な道で八王子神社まで降ります。すぐ横に松木曲輪(くるわ)跡があるので寄ってみます。展望は木々に遮られています。ベンチやテーブルも置いてあります。近くにはトイレもあります。柵門まで元来た道を戻ります。柵門からは新道を降りて管理棟へ。10時15分くらいでした。

 今まで素通りしてきた御主殿跡にも行って見ました。もう何も残っていない広場になっていて、あちこちに遺稿の案内板が立っています。発掘調査はまだ続いているようです。

 別な川沿いの車道で管理棟まで戻りました。さらにバス停に向かう途中に八王子城跡ガイダンス施設あるので、ここにも寄ってみます。八王子城の開設室です。土日はここまでバス便がありますが、平日はさらに霊園前バス停まで歩かなくてはなりません。道に「氏照の墓、3分(260m)」の道標があったので寄ってみることにしました。が、遠い。墓に通じる階段下まで急いで歩いて3分でした。実際は長い階段を上らなくてはなりません。氏照や家臣団の墓があり、供花が絶えないようです。

 降りてバス停へ。霊園前バス停に着いたのは11時半ころでした。霊園前バス停から高尾駅までのバス便はたくさんあります。八王子城跡の見学を含めて3時間半程度でした。

 

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2022年12月記

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