2010年5月8日、権現山と扇山に行ってきました。
権現山は一度は行ってみたいと思っていました。ただ、アプローチが長そうなので敬遠もしていました。ところが大月側の浅川集落から少し林道に入ると、アプローチを短縮できることがわかりました。
午前3時45分自宅を出発。中央道の大月ICで降ります。大月と奥多摩の小菅を結ぶ道路の途中で右側に分かれ、浅川集落を目指します。浅川集落から未舗装、すれ違いもできないような林道に入ります。歩くと20分〜30分程度でしょうか、林道の奥(終点)に車が5〜6台止まれるほどのスペースがあるので、そこに車を止めました。5時ころになっていました。
5時15分ころ出発。少し空気の透明度は低いですが、天気は上々といってもいいでしょう。まず浅川峠(867m)を目指します。峠までは25分くらいでした。ここを左に行けば権現山、右に行けば扇山です。どちらを先にしようか迷いましたが、権現山を先にしました。だいたい尾根伝い、展望はほとんどない道です。それほどの急登もなく6時45分ころ頂上(1312m)に着きました。木々に囲まれていますが、富士山方面、奥多摩方面、南西方面などの展望があります。少し雨降山側に降りるとムレ権現があるようです。
7時ころ出発。一度浅川峠まで降り、今度は扇山を目指します。道ばたには何種類かのスミレが咲いています。このありはスミレの名所のようです。途中で老夫婦とすれ違います。峠には7時50分ころ戻りました。
浅川峠から扇山までの道は荒れているというガイドブックもありますが、それほどでもなく迷うようなところはありません。尾根伝いにひたすら扇山を目指します。扇山直前は急登ですが、それ以外はそれほどでもありません。ただ、いくつかの小ピークを越えなくてはなりません。また、至る所に「立ち入り禁止」というテープが木に巻き付けてあります。周りの森にはお金になるキノコでも生えるのかな。途中で一人の登山者とすれ違いました。
扇山の頂上(1138m)には8時40分に到着。人気の山なので人が大勢いるかと思っていましたが、誰もいませんでした。少し時間が早かったのがよかったようです。
9時5分ころ下山開始。9時55分ころ浅川峠に戻りました。峠では団体さんが休憩していました。権現山に登るようです。駐車スペースに戻ったのは、10時10分。眺めがいいところに椅子を持ち出して、お湯を沸かし、カップラーメンを食べました。
10時50分ころ出発。中央高速の藤野PAで仮眠して、また自宅近くのスタンドでガソリンを入れたり、洗車したりしても13時ころにはうちに戻れました。
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浅川峠の手前で出会った可憐な花。 | 浅川峠。 | 権現山の頂上。 | 権現山からの富士山。 | 富士山の拡大。 |
坪山です。 | 奥多摩の山々。右から雲取山、飛竜、唐松尾。 | 扇山は木に遮られています。 | スミレです。 | これもスミレ。 |
氏名不詳。 | ヤマブキ。 | イカリソウ。 | 扇山からの富士山。 | 富士山の拡大。 |
秩父の武甲山。 | ボケ。 | バラ科の花。 | 新緑の道、落ち葉の絨毯。 | 林道です。 |