大菩薩嶺

2024年7月8日、大菩薩嶺に行ってきました。

 このところの猛暑を避けるため、3時前に自宅を出ました。中央道勝沼塩山ICで降り、フルーツライン、国道411(大菩薩ライン)、林道塩山停車場大菩薩線経由で上日川峠へ。5時過ぎに上日川峠にきました。もう明るい。さすがに駐車場はまだがらがらでした。

 5時25分ころ出発、ロッジ長兵衛脇の登山道に入ります。福ちゃん荘前のベンチ一休み。ここには水洗トイレもあります。

 登りはいつも通り唐松尾尾根経由で雷岩まで。岩場になると急登ですが、展望が開けます。この日は高曇り、日差しはないけど展望はそれなりにあるという絶好の登山日和でした。

 雷岩でひとしきり展望を楽しみます。気温は18.9 ℃、風もあり涼しい。富士山はよく見えます。南アルプスも一番北の甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山はわかります。それより南は頂上部が雲に覆われていました。

 荷物を置いて、三角点のある大菩薩嶺(2,057 m)まで往復します。ただここは、まわりが木々に覆われて展望はありません。写真を撮るだけで引き返しました。

 雷岩で荷物を回収して、尾根道をたどります。ほぼ標高2,000 mの稜線、富士山を見ながら歩きます。途中、塩山市(現在は勝沼町、大和村と合併して甲州市)が建てた「標高2000m地点」の看板があるあたりも展望がいいです。このルートちょっとした岩場もありますが、だいたい快適な尾根歩きです。避難小屋のある賽の河原から一登りすると親不知ノ頭、ここも展望がいいので一休み。

 大菩薩峠(介山荘)に降りる途中、奥多摩の山々がよく見える場所もあります。介山荘脇から福ちゃん荘に降りる道に入ります。ここはもう林道といってもいい道、実際介山荘の管理人さんは軽四駆で小屋まで通っているようです。

 福ちゃん荘からは車道伝いにしようか迷いましたが、結局登ったときと同じく登山道にしました。時間的にはどちらでも同じくらいです。

 駐車場に戻ったら車がたくさん止まっていました。でも、山中ではあまり人に出会いませんでした。時間が少しずれていたようです。

 帰りはバス道でもある大菩薩初鹿野線を使います。こちらはセンターラインはないものの、ほとんどの箇所ですれ違い可能です。そして、嵯峨塩館を過ぎてしばらく行くと片側2車線の道になります。途中のやまと天目山温泉で、温泉(pH10.2の強アルカリ性の温泉)に入り、ジビエ・鹿骨ラーメン(1,200円)を食べました。

 さらに国道20号を出たあとは、笹子トンネルを抜け、少し下ったところにある笹一酒造によって、ここ限定のお酒と、夏季限定のお酒を購入したのでした。

 その後は大月ICから中央道に乗って帰宅しました。

※ 登山行程時表

2024年7月8日   22020年10月21日
05:25 上日川峠 06:40
05:50 福ちゃん荘 07:10
07:00 雷岩 08:10
07:20 大菩薩嶺 08:20
07:30 雷岩 08:35
08:00(休憩) 親不知ノ頭 09:40(食事)
08:40 大菩薩峠(介山荘) 10:10
09:20 福ちゃん荘 11:00
09:40 上日川峠 11:20
4時間15分 所要時間 4時間40分


cover20240708.jpg (179479 バイト) 左のサムネイル画像をクリックすると、大菩薩嶺ハイキングのの写真アルバムをご覧いただけます。

 

daibosatsu20240708map.jpg (113138 バイト) 左の画像をクリックすると、大菩薩嶺ハイキング路をgoogle mapでご覧いただけます。
daibosatsu20240708earth.jpg (863449 バイト) 左の画像をクリックすると、大菩薩嶺登山路をgoogle earthでご覧いただけます(あるいはkmlファイルがダウンロードできます)。行程上で右クリックすると出てくるメニューの「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。

 

kamihikawa20240708map.jpg (742209 バイト) 左の画像をクリックすると、往路(中央道勝沼IC〜上日川峠)、復路(上日川峠〜笹一酒造)までの経路を、google mapでご覧いただけます。

 

2024年7月記

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