2014年9月23日、浅間山の外輪山を巡ってきました。
前日のうちに、車坂峠のビジターセンターの駐車場に車を入れます。以前使っていた植物園前、道路脇の駐車場はトイレが無くなっていたのでこちらにしました。こちらも外の公衆トイレは改装中で使えませんが、ホテルのトイレが利用できます。暗くなると満天の星でした。でも、三脚を持ってこなかったので撮影できませんでした、残念。20時前にはシュラフに入ります。
4時前に起き出しました。まだ真っ暗、車の外に出たら、気がつかないうちに両側に車が止まっていました。相変わらず満天の星です。朝食は昨日テルモスに入れておいたお湯でカップうどん。食後は車内の整理などをして、明るくなるのを待ちます。
ようやく明るくなってきた5時半ころ出発。気温は3.5℃、車のボンネットは0.2℃になっていました。一番暖かいシュラフを持ってきて正解でした。あまり行程は考えておらず、ともかくトーミの頭まで行って、その時点での体調などでその後を決めることにします。駐車場前の中コース入り口に入ります。
最初は森の中、何カ所が開けたところに出ます。登山道はオーバーユースのためか、深くえぐられて谷のようになったところもあります。所々急登がありますが、我慢して登っていくと表コースと合流し、そこからは岩の道になり、もうトーミの頭は近い。
トーミの頭には6時半ころに到着。この日は360度の大展望です。下の動画(帰路に撮影)、静止画をご覧ください。
ここまで快調だったので、草すべりを降りて湯の平へ、そしてJバンドを登って戻ることにしました。草すべりはものすごい急降下です(一番下の標高のグラフ参照)。カルデラ壁を降りるのですから仕方ありません。やっとの思いで湯の平口まで降りました。ここから賽の河原まではカルデラの底を歩くことになります。最初は森の中の緩い登り、浅間山への登山道をわかるころから木がなくなり開けてきます。
Jバンドは急登、最後は岩場になります。でも、草すべりを登ることを考えたら、距離が短いのでそのぶん楽です。ここを登り切れば、あとは黒斑山まではカルデラ壁の崖に近づき少し切り立ったところや、また小さな岩場もあったりしますが、基本緩い登りです。何よりも展望が素晴らしい。外輪山最高峰黒斑山(2402m)は最後の登り、少しきつい。登ると大勢の人がいました。頂上直下のテラスでは豪華な食事を作ろうとしているグループもいました。こちらも行動食(パンとチーズ)を食べながら大休止、展望を楽しみます。
黒斑山を過ぎればあとは基本的に下りになります。10時半過ぎにトーミの頭に戻りました。この時間でもまだ大展望です。今度はビデオ(4K)撮影にしました。名残は惜しいのですが、帰り道の渋滞を考えると、それほどのんびりとはできません。
やはり、下りはかなり膝が痛い。展望のある表コースでなく、かかる時間が少し短い登りと同じ中コースで下山することにしました。12時近く、車坂峠に戻ってきました。6時間半かかったことになります。ビジターセンター横の駐車場は満車、道路まで車がはみ出していました。
お湯を沸かして、カップラーメンの昼食です。お風呂は、駐車場の混み具合から混んでいるだろうと思い、また少しでも速く出発した方がいいだろうと思い、断念しました。帰りは国道141号(佐久甲州街道)を使って、途中、野辺山付近にある「ヤツレン」で乳製品のお土産を買い込み、中央道長坂IC経由で帰宅しました。予想通り、相模湖付近から渋滞が始まってしまし、帰宅したのは18時近くになってしまいました。
動画(画像をクリックするとトーミの頭からの展望動画(4K)が再生されます(youtubeにリンクしています))。
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