修善寺温泉

2023年3月9日(木)、10日(金)で、江之浦測候所〜修善寺温泉(泊)〜MOA美術館を回ってきました。

(1) 1日目    (2) 2日目

(1) 1日目(3月9日)

 この日は江之浦測候所から修善寺温泉です。

 江之浦測候所の予約が10時〜13時、少し早めの7時半ころ自宅を出発。中央道〜圏央道〜西湘バイパス経由で小田原へ。ここで時間調整のため、小田原城を少し見学します。

 あとは海岸沿いに走り、JR東海道線根府川駅近くから内陸に入ります。かなり昇ったところに江之浦測候所がありました。10時少し過ぎ、開館直後に中に入りました。江之浦測候所は芸術家杉本博司が、もとミカン畑という広大な敷地に自身の構想で作った施設です。それ自体が芸術品である建物のほか、敷地のいろいろなところに自分の作品、収集物(極めて保存状態がいい化石とか)が置かれています。建物内外や、高低差のある敷地をゆっくり回っていたら12時半近くになっていました。

 江之浦測候所を出て、再び根府川近くから海岸沿いの道に戻ります。海岸沿いの「だん」という海鮮とおそばの店に入り昼食、地元の採れたて魚介を使った江之浦丼(1,650円)にしました。

 あとは修善寺を目指すだけ。修善寺では宿に入る前に、伊豆の地質を解説する施設ジオリアに寄りました。16時前に宿に入りました。車は少し離れたところに止めます。

 宿は湯回廊菊屋という、漱石も滞在した老舗旅館です。狩野川の支流桂川の両側に旅館の建物があり、玄関は左岸にありますが、おもな建物は右岸にあり、さらに宿泊した棟は、宿泊者の部屋の鍵を使わないと通れない吊り橋を渡って再び川の左岸にあるという構造です。この宿泊棟はソフトドリンクのほか、ビールまでが無料でした。

 夕飯前に少し外を散歩、日枝(ひえ)神社や修善寺、今は入ることが出来ない独鈷の湯などを見学しました。宿に戻って温泉(貸し切り露天風呂)に入り、しばらくしたら夕食です。

 夕食後も旅館内を探検したり、秘密の出口(?、入るときに日ごとに変わる暗証番号が必要)で夜の街に出てみたりしました。そうこうしているうちに22時。22時〜23時限定の夜鳴き蕎麦(夜鳴きラーメン、無料)が出るので、締めのラーメンを愉しみました。

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(2) 2日目(3月10日) 

 朝早くに目が覚めたので、早速館内の温泉巡り。大浴場(内湯)、岩風呂(露天)、また館内で一番熱い湯という岩戸風呂の三つ。漱石の庵という部屋にはコーヒーのほか、牛乳、それも瓶牛乳が置いてあったので思わず飲んでしまいました。朝食前に少し外を散歩します。竹林や源範頼のお墓などを回りました。

 宿に戻って朝食です。朝食も豪華。朝食後宿泊料金を支払って、部屋に戻って少しのんびりします。

 10時過ぎに宿を出て、朝食前に行かなかった源頼家のお墓や、北条政子が頼家を冥福を祈るために立てた指月殿などを回ります。

 あとは熱海のMOA美術館へ。修善寺からは1時間程度です。往路とは違う函南経由の山道にしました。MOA美術館は世界救世教の教祖岡田茂吉が作った美術家、だからMokichi Okada Associationなのです。長いエスカレータに乗ったりもしていたら、14時近くになっていました。館内のおそば屋さんはだいぶ待ちそうなので、外に出て食事できるところを探します。

 結局、往路で昼食をとった「だん」と道路を挟んだ反対側にある、かまぼこの鈴廣のレストランで、「潮騒うどん揚げ物添え」(1,250円)というものにしました。ここは団体客にも対応できようですが、訪れた時間が昼食には遅いせいか、ほかに客はいませんでした。

 食後は来た道を逆に、西湘バイパス〜圏央道〜中央道経由で帰りました。

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上の画像をクリックルすると、旅行の行程をgoogle mapでご覧になれます。赤が往路、青が復路です。
上の図をクリックすると往路をgoogle earthでご覧いただけます。
 

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2023年3月記