アマゾン観光(アマゾン川クルーズ、ジャングル・トレッキング)
朝、ガイドさんの「ナマケモノがいます!」の声がかかりました。急いでカメラを持って部屋の外に出ます。なにしろ、我が人生の師と仰ぐ、野生のナマケモノに出会えるのです。宿の近くの木にいたナマケモノは、あたりの様子を確認しながら、ゆったりと動いています。首は270°回転可能だそうです。朝食の後になっても、まだいました。
朝食後は2時間ほどのジャングルト・レッキングです。いろいろな種類の木々の説明を受けます(がすぐに忘れてしまいます)。木の中には樹液がガムの原料となるもの(ソウバの木)もありました。ジャングルの中は意外と起伏があり、その高台には展望台も作られていました。展望台からはアマゾン川やジャングルがよく見えます。
宿に戻って昼食をとりました。
少し休んでから、午後は再び船に乗って出かけます。支流に入ったところでアマゾンカワイルカに出会いました。もはやヨウスコウカワイルカは絶滅宣言がなされ、ガンジスカワイルカ・インダスカワイルカも絶滅寸前といわれているなか、このアマゾンカワイルカはまだかなりの個体数が生息しているようです(あと、ラプラタカワイルカもいます)。何処に現れるのかわからないので、数枚背の一部をとらえるのがやっとでした。
ゴム園にお邪魔して、ゴムの採集、加工、さらにはサッカーボールにするまでを見学しました。
その後岸辺で流れがよどんだところに入り、パンタナールに続いて2回目のピラニア釣りです。釣り竿をいれるとき、竿で水面をパシャパシャとたたいてピラニアに何かが落ちてきたと思わせ、何回か餌をつついた後餌を食べたところを引き上げますが、なかなかそのタイミングが難しい。でも釣果ゼロだったパンタナールとは異なり、今回は現地ガイドさんに助けられてやっと1匹釣った後、自分でも2匹釣れました。遠くを見るとアマゾンカワイルカが跳ねているのが見えました。
帰りはまた、アマゾンの夕日を楽しみます。ホテルに戻ったところで、サル(リスザル?)が登場しました。かろうじて撮った1枚はこちら。夕食は釣ったピラニアのお刺身も出ました。
なお、アマゾンの写真はPicasowebにもアップしてあります。
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野生のナマケモノです。背中の模様からオスとわかるそうです。 | 少し尻尾があるのがミユビナマケモノの特徴らしいです。 | 朝食は味噌汁付き。 | 朝食後もまだいましたが、なかなか日向に出てくれません。 | ジャングルの中ではグンタイアリが(軍隊アリ)が行進していました。 |
砂地にあった足跡。シカでしょうか。ジャガーもいるそうです。 | シロアリのトンネル。 | この木にはアリがたくさん住んでいます。刺激するとこの通り。近くにはハチの巣もあります。 | ジャングルの中です。 | 現地ガイドさんが、タランチュラを巣穴からおびき出しています。 |
展望台から見るリバーサイドホテル。 | こちらは展望台から見るジャングル。 | リバーサイドホテルの宿泊棟。食堂棟はこちら。 | ホテルのレセプション(食堂棟の一角)に貼られていた今年のカレンダー。裕次郎が若い。 | 赤い実をつけるムングーバ。熟れると綿を出します。その綿は、先住民が吹き矢の尾側で、吹く息の圧力を受け止めるのに利用しています。 |
アマゾンカワイルカ。残念ながらピンクの個体ではなく、灰色をしています。 | アマゾン川の漁師さん。 | 水牛(家畜)が移動しています。 | ゴムの樹液を採集しています。 | ゴムを加工しています。 |
これは酒場船。裏で魚を調理しています。 | ピラニア釣り。 | アマゾンの夕日。 | リバーサイドホテルの全景です。左端と右端が船着き場。真ん中右の大きな建物が食堂、その左が宿泊棟です。 | 夕食です。ピラニアのお刺身も見えています。 |
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