2018年4月7日、8日、高校同期のメンバーと青春18きっぷを利用した呑み鉄の会を楽しみました。
(1) 1日目(リゾートやまどり) (2) 2日目(ビューやまなし)
上の地図をクリックすると、呑み鉄の会第1日目(リゾートやまどり)の行程をgoogle mapでご覧いただけます。 | 上の地図をクリックすると、呑み鉄の会第2日目(ビューやまなし)の校庭をgoogle mapでご覧いただけます。 |
青春18切符 | 指定席券。リゾートやまどりは専用のスタンプ。 |
(1) 1日目(リゾートやまどり、4月7日)
朝7時10分にJR八王子駅改札に集合します。この日のメンバーは男性5名。リゾートやまどりは大宮駅発です。八王子から中央線・武蔵野線・京浜東北線を使って大宮まで直通の「むさしの号」(7:19発)が出ているので、それを利用して大宮に行きます。大宮からはリゾートやまどり。横3列、座席の幅や間隔も広い豪華列車です。5名だと4名でワンボックスを作り、その横に一人ということになります。高崎線に始まり、高崎から上越線、渋皮から吾妻線(あがつません)と使い、終点は長野原草津口駅です。大宮駅を8時52分に出発します。
列車が動き出すと早速ビールから始まる呑み鉄の会です。ちょっと不便なのはボックスにしてしまうとテーブルが使えないことです。紙のお皿をテーブル替わりに使いますが、少し不安定。参加者の一人は百均で買ったという横に長い金属のお皿を持ってきて、さらにそこに磁石でコップを固定で来る洋にしていました。さすが慣れている。
11時22分に吾妻線中之条駅に到着、ここでは1時間48分の停車時間があります。町はここで観光して貰いたいようです。駅前の広場では乗客を歓迎する和太鼓の演奏もあり、さらに地元ボランティアによる町の散策案内もあります。まさにラグジュアリートレイン。もっとも乗客は、富裕層というよりわれわれのように青春18切符を利用しているらしい、とても青春とは思えない高年層が多いです。
われわれのグループはかってに昼食の場所を探すことにして、駅から5分程度の吾妻路というそば屋を選びました。選んだのはメニューのトップに出ていた吾妻路(手挽き田舎そば+もりそばの2枚セット)セットと、馥露酣(ふくろかん)という日本酒)です。 食後は街を少し散策します。見学したのは林昌寺、なぜか六文銭が見られます。真田家の勢力下の土地だったのでしょう。
リゾートやまどりは13時10分に中之条を出発、13時43分に終点長野原草津口駅に到着です。帰りのリゾートやまどりは16時06分なので、2時間23分の時間があります。ちょうどいい時間に草津温泉行きのJRバスがあるので、また駅員によるとバズで戻れるということなので、急遽バスに乗り込みます(JRでもバスは青春18きっぷが使えません)。でも草津温泉に着いたら長野原草津口に戻るバスは20分後に出発、足湯だけでもと思って浸かっているうちに、メンバーの一人が乗客が5人乗れるタクシーがあることを見つけてきました。そこで、湯畑横の無料温泉白旗之湯に入ることにしました。小さな温泉、湯船が二つあり、白濁しているのと透明なもの、この透明の方は草津温泉らしい、ものすごく熱いお湯でした。帰りはタクシーです。
大宮に戻るリゾートやまどりは16時06分発、帰りの車内ももちろん呑み鉄の会です。18時36分に終点大宮着。ここで仲間と別れ、埼京線で新宿に出て帰りました。
(2) 2日目(ビューやまなし、4月8日)
連日の呑み鉄の会。今日のビューやまなしは中央線なので、朝ゆっくりの9時20分JR八王子駅改札に集合です。この日のメンバーは11名(男女7:4)です。ビューやまなしはふつうの2階建て列車、2階建ての2階部分、12名分の座席を確保して3ボックスをつくります。ただ、この列車には自由席もあります。2階なので展望はいい、しかしちょっと天井は狭いといった感じです。
始発駅は新宿です。八王子は9時42分発。前日同じ、列車が動き出すと呑み鉄の会が始まります。お酒を飲みながら、車窓には甲府盆地の桃ばかりか、富士山、関東山地、八ヶ岳、鳳凰三山などの山々も見えるという贅沢さ。この日の乗車時間は短く、終点小淵沢には11時59分に到着です。小淵沢は昔の印象と違い、新しいきれいな建物になっていました。とりあえず、駅1階のコンビニで帰りおお弁当を予約します。
呑み鉄の会といってもおおもとはハイキングクラブなので、この日は小海線だと次ぎの駅、甲斐大泉近くにある三分一湧水を見学に、そこまで歩くことになりました。基本車道歩きですが、八ヶ岳、富士山、鳳凰三山、さらには金峰山を長めならの道です。三分一湧水は13時半ころに到着。その名の由来は写真アルバム参照。このあたりは公園になっていて、またおそば屋さんや地元野菜などを売っているお店もあります。お蕎麦を食べる人、ベンチでまったりする人、買い物する人としばらく自由に過ごします。14時15分ころ、三分一湧水を出発、行きと少し違う道を使って、15時半ころに小淵沢駅に戻りました。
小淵沢の駅の屋上は展望台になっています。この時間帯になってだんだん空気が澄んできたので、富士山、鳳凰三山、甲斐駒、八ヶ岳など素晴らしい展望となりました。さらに、北岳もほんの少し頭を出していることを教えてもらいました。
帰りのビューやまなしは16時17分発です。途中の駅からはどんどん乗客が乗ってきて、自由席は大変な混雑になりました。帰りの電車でも、もちろんつつがない呑み鉄でした。八王子は18時16分、ここで全体としては解散です。立川経由の方が都合のいい人3名(自分を入れて4名)で、このグループは立川で解散となりました。
2018年4月記