アンボセリ国立公園からアバーディア国立公園へ
この日は移動日、それも長距離なので、早めに朝食を終え、7時15分ころ出発しました。ナイロビまでは順調、しかしナイロビを越えたあたりから道が大渋滞です。こちらではクリスマスから新年まで10日間ほどの休みがあるため多くの人が帰省するのですが、この道は最近車線が増えたので道は混まないはず、だからこのような大渋滞が起こるとは現地ガイドさんも想定外だったようです。また、この長期休暇中に帰省しない家族は、モンバサの安い宿(自炊)で過ごす人も多いということでした。渋滞はナイロビからかなり離れたところまで、延々と続きました(ナイロビから離れると車線数も減ってくるので)。さすがに、アバーディアに近づくころには道もすいてきました。国道A2号から別れ、アバーディアへは未舗装の道となります。
宿泊予定のアバーディアのロッジ、ジ・アークのレセプションに着いたのは15時半ころ。ここで、現地ガイドさんとは少しお別れになります。レセプションのレストランで遅い昼食となりました。ここはそれ自体がリゾートになっていて、ゴルフ場などもあります。少し豊かそうな現地ケニアの人たちも大勢来ていました。ジ・アークには1泊分の荷物しか持っていけないので、残りのものはスーツケースのまま、ここのレセプションに預けます。ジ・アークはここから車でまっすぐ行って約40分ほどの、さらに山の中に入ったところにあります。
ジ・アークへのホテルのバスは17時半発ということなので、少しこのあたりを散歩することにしました。ゴルフ場にはイボイノシシやインパラがたくさんいました。のんびり散歩していたら、バスが17時に出ることになって、呼び戻されてしまいました。レセプションまでは、ケニア人観光客も多かったのに、バスに乗っているのは白人ばかりです。バスに乗って移動し始めたら、すぐにシマウマ(グラントシマウマ)が登場しました。ジ・アークへのバスは野生動物が現れると止まってくれます。
ジ・アークはいわゆる「樹上ホテル」です。ここは本当に木の上にあるのではありませんが(個室にはシャワーとトイレがある立派なロッジ)、ロッジ前の1階から4階(3階は大きなテラス)までの池に面した側から、池やそのまわりの岩塩が舐められる所にやってくる野生動物、運がよければヒョウも、そのまま館内から見られるようになってます。夜はライトアップされていて、真夜中でもスタッフが、ゾウが現れたらベル1回、ヒョウだったら3回など鳴らして教えてくれることになっています。
夕食後、テラスで待ちましたが、ゾウとスイギュウがいるだけです。1階に下りてガラス越しに外を見ていたら小動物が現れました。シベットのようです。結局夜になっても、ベルは鳴りませんでした。ここは標高2200m以上とかなり高く、夜は冷えるのでベッドには湯たんぽが用意されていました。
サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。動画はyoutubeにリンクしています。
写真はクリックすると拡大します。戻るときはブラウザの“戻る”ボタンをご利用ください。
キリマンジャロの上の雲が赤く染まりました。キリマンジャロとはお別れです。少し拡大したものはこちら。 | 部屋の入り口です。ドアの鍵をかけておかないと、サバンナモンキーに押し入られてしまいます。 | 早めの朝食です。 | 昨日のネコ親子です。 | ホテル(ロッジ)のエントランス。 |
セグロジャッカルがお見送りに来てくれました。 | 移動のときのトイレ休憩に立ち寄るお土産屋さん。だいたい他も同じような感じです。 | 道ばたのマンゴー売り屋さん。 | ナイロビの中心部に戻ってきました。 | 感心するのは、横断歩道橋には必ず車いす用のスロープが付いていることです。 |
帰省する車で大渋滞です。 | ようやくアバーディアへの山道に入ってきました。 | ジ・アーク(the Ark)のレセプション。 | 遅めの昼食。サラダとスープも。 | レセプションの敷地内にいたインパラの子ども。 |
氏名不詳。 | イボイノシシの家族。ゴルフ場の芝刈り役? | 大人のイボイノシシです。 | 氏名不詳。 | インパラ。 |
インパラとイボイノシシの子ども。 | ジ・アークへのバスから見たグラントシマウマ。 | アフリカスイギュウ。 | 宿泊したジ・アークです。 | ジ・アークのテラスからはこのような光景が見られます。土に岩塩が向き出ているようです。 |
岩塩を舐めに来たゾウ。 | 辺りが暗くなりました。ゾウが森に戻っていきます。 | ジ・アークのレストラン。 | 夕食です。 | いつものゾウさんビール。 |
夜、ライトアップされた庭にゾウが戻ってきました。 | 5頭のゾウが集まってきました。 | オオブチシベット。これは黒い個体。 | ロッジの非常階段に現れたオオブチシベット。 | 夜のテラス。動物が登場しないので人もいません。 |