ケニア(12月22日)

羽田からドバイを経てナイロビへ

 ドバイへはエミレーツ航空1:30発EK313便で向かいます。この便は羽田空港発なので、深夜便ですが気楽です。荷物もあるし(準備が遅れて空港への宅配を頼めなかった)、珍しく自宅近くからリムジンバスで直接羽田に向かうことにしました。バスは順調に羽田に着いたため、エミレーツ空港のチェックイン・カウンターはまだ開いていませんでした。そこで、夕飯をまだ食べていなかったので、空港内のフードコートで中華屋さんに入りました。

 食後、エミレーツ航空のチェックイン・カウンターに行ったら、さっきは誰もいなかったのに、大変な行列ができていました。さらに、係員が機内持ち込みの荷物は一人1個、7.5kg以内、厳しくやります、それを越えた場合はまだ席が空いているビジネスかファーストにしていただきますという恐ろしいことを言って回っています。受託荷物の上限は30kgなので余裕ですが、機内持ち込みできる限界の大きさの小スーツケースには、それなりに荷物を入れていたので、大あわてで汗だくになりながら、重そうなものを受託荷物のスーツケースに移動したりします。何しろ機内持ち込みは厳密に、袋状のものが一つ、それが7.5kg以内ということです。つまり、貴重品を入れていたポシェットも機内持ち込の一つの荷物とカウントされるということです。

 それ以外は順調。出発も1:15に早まりました。ただ、134番搭乗口は遠い、さらに実際に搭乗するにはバスで移動となります。窓際座席を確保したのですが、基本夜のフライトなので、あまり外は見えません。かといって、狭いエコノミー席ではあまり寝ることもできません。ぼーっとして過ごします。

 アラビア海に出るあたりで夜明けを迎えました。高速で西に移動しているので、太陽が昇ってきません。アラビア半島に上陸し、ドバイに近づくと砂漠の荒涼とした風景が見え出します。ドバイに近づいたとき、客室乗務員から、ドバイでのナイロビ行きの乗り換えをとても不安がっているお客さんがいるので、ほんのちょっとでもお手伝いしていただけないでしょうかとお願いされたので、快諾したら、ビジネスクラスで出すという水とゴディバのチョコレートをもらってしまいました。

 ドバイ空港に降りるとき、もやに霞んでいましたが、かろうじてドバイタワーも見えました。ドバイ空港にはほぼ予定通りに到着。約12時間のフライトでした。

 ドバイ空港は近代的で明るい建物でした。乗り換えも簡単、セキュリティ・チェックもあっさり通過(機内でもらった水の入ったペットボトルもOK)しました。まだナイロビに向かうEK719便の搭乗口の案内が出ていません。少し、あたりをぶらついていたら、搭乗口B6の案内が出ました。とくに買い物の予定もないので、搭乗口近くで休むことにしました。

 ナイロビ行きエミレーツ航空EK719便も予定通り10:45に出発。飛び立つと、ドバイ中心街の高層ビル群が見え出します。でも、少し行くともう砂漠の光景になります。アラビア海が近づくと山岳地帯となり、アラビア海を渡ってアファール地区からアフリカ大陸に入ります。アフリカ上空に入っても荒涼とした光景が続きます。

 飛行機は予定通り、14:55にナイロビに着きました。約3時間のフライトでした。たしかにヨーロッパ経由より早い、それでも長い、あまり寝られなかったので、少し疲れました。ナイロビ空港は大幅に拡張中で、現在かつて駐車場だったビルが仮の空港ビルとなっています。そのためか、飛行機から降りたあとバスでかなり移動して、空港内に入りました。

 最近はナイロビ空港内の治安も悪いと聞いていたのですが、入国審査はあっさり終わりました。ところがなかなか預けた荷物が出てきません。かなり待たされました。でも、税関も書類さえ渡さずに通過しました。空港で現地ガイドさんともすんなり出会えました。英語ガイドということでしたが、日本語も上手な人で助かりました。

 空港から街のホテルに行く途中、サバンナでは早速シマウマとキリンが出迎えてくれました。さい先がよい? ホテル(ナイロビ・サファリ・クラブ)には車で20ほどで到着しました。部屋はスイートという豪華さでした。中心街なのに部屋が広い。

 夕食はガイドさんにお願いして、現地料理のレストランで食べることにしました。大音響の生演奏。トラディショナルなケニア音楽だそうです。バンドに日本語で挨拶されてしまいました。ウガリという白トウモロコシをこねたものを、自分の指でつまんでまたこね、それをおかず(この日は地鶏とビーフ、地鶏のほうがビーフよりも高級だそうです)のスープに漬けて、またおかずと一緒に食べます。量が半端でないので、とても食べきれませんでした。

 行くときはまだ明るかったので、ホテルからレストランへは街をぶらぶら歩きながら行きましたが、帰りは暗くなっていて、現地ガイドさんもここを歩くのは怖いということで、タクシーでホテルまで戻りました。

 やはり、アフリカは遠い、移動だけで丸一日かかります。

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五輪の色にライトアップされた東京タワーです。 羽田空港内フードコート。 海鮮つゆそば。 羽田空港国際線チェックイン・カウンター。 134番搭乗口。
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ようやく、ドバイ行きEK313便の表示が出ました。 EK313便はボーイング777-200でした。 飛び立ってしばらくすると、アクアライン(海ぼたる)が見えました。 機内食はビーフシチューにしました。 エコノミーの座席は3-4-3です。満席でした。
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フライト情報はアラビア語の表示も出ます。 フライト情報ではチベット高原・ゴビ砂漠上空を飛行中のようです。 目的地の一つ、アンボセリ国立公園で取材したTV番組を録画したものを見ています。 2回目の機内食(軽食・和食(さわら))です。 日の出です。西に移動しているので、なかなか太陽が昇ってきません。
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ドバイが近づいてきました。高速道路のようです。 もやに霞んでいますが、かろうじてドバイタワーが見えます。 近代的で明るいドバイ空港。 空港内のシーフードバー。 岩ガキの両側にはお鮨も積んでありました。岩ガキは6個28ドル、お鮨は20ドルから25ドルくらいです。
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アラビア語の案内。自分がいまいる位置から、搭乗口まで歩いて何分かが判ります。 B6の搭乗口を入って、下の階の待合室で休みます。 ナイロビ行きEK719便もボーイング777-200でした。 3-4-3の座席は満席でした。 ドバイの中心街、ドバイタワーも見えます。
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眼下に砂丘が見えます。 バドワイザーです。アラビア語表示もあります。 機内食(ビーフ)です。 アラビア海に近づくと、山岳地帯が現れます。 アフリカ大陸が見え出しました。
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アファール地域の上空のようです。 エチオピアの高原のようです。 もうケニア上空です。小さな積雲がたくさん浮かんでいます。茶色をした湖も見えます。 ナイロビの中心街が見えます。 ナイロビ空港に着きました。
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空港の両替所です。 この日の交換レートです。 かつての駐車場ビルを、仮の国際空港ビルとして使っています。 ナイロビの中心街です。 ホテルの居間です。
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部屋からの眺めです。 ウガリという白トウモロコシの粉をこねたものが主食(左)、右が地鶏です。 こちらはビーフ。1セット20ヶケニアリング。ビールはこちら(25ケニアシリング)。 レストランの中。暗い。 夕食を食べたレストラン。

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