成田からペトロパブロスクカムチャツキー、さらにパラトゥンカ温泉郷へ
カムチャツカのペトロパブロスクカムチャツキーへは、旅行会社が共同でチャーターしたウラジオストク航空で成田から直行です。13:00出発予定。11時に集合ですが、ちょうどよいリムジンバスや成田エクスプレスがありません。前々日、重い荷物は空港に送っているので、京成経由でもよかったのですが、早めのJR成田エクスプレスで空港に行き、遅めの朝食をとったり、外貨(ドル)交換などをして時間をつぶすことにします。
日本では円を現地通貨ルーブル(2008年8月で1ルーブル=5円弱)に直接交換できるところは少ないので、まず日本でドルに換え、あと現地でルーブルを手に入れるという手順になります。今回の旅行では最終的に50ドルを1,000ルーブルに換えて、完全に使い切りました。目安としては、ホテルで飲むビールが1本35ルーブル、山小屋でのビールが1缶(500mL)が70ルーブル、スーパーマーケットで買うウオッカが数百ルーブル(私が買ったのは300ルーブル弱)、おみやげ屋さんのTシャツが1番高くて450ルーブル、空港の絵はがきが1枚10ルーブルというところです。ドルが使えるお店もありますが、円は使えないようです。残念ながら、スモークサーモンやイクラは生もののため、日本に持ち帰ることができません。また缶詰は品質を保証できないので、買わない方が無難ということでした。イクラの缶詰が1缶150ルーブルでしたから、それほど安いわけでもありません。
事前の案内では、荷物は受託荷物と持ち込み荷物の合計20kgを厳重に計られるということでしたが、実際は受託荷物の重量だけでOKでした。ふつうの航空会社と同じになってきているようです。
搭乗ゲートは59B。とはいってもここは飛行機までのバスの乗り場です。ジェット機は旧ソ連時代のツポレフTu154M、ボーイング727のように尾翼部分に3つのジェットエンジンを備えています。やはり座席など時代を感じさせるものがあります。サービスはこれもふつうの航空会社と同じです。飛行時間は3時間半程度。だが、着陸してから税関を通過するまでが長い。窓口が3つ、それで150人くらいを裁くのだから1時間半程度かかるのは仕方ないかもしれません。出入国カードがセットになっていて、ここで入国カードだけが切り取られ、出国カードの方を渡されます。これをなくすと出国の時とても大変だそうです。
空港からホテル(旧ソ連時代の保養施設の転用)までは1時間もかかりません。とはいっても、ホテルに着いたのは現地時刻で22時(夏時間を採用、日本時刻なら18時)を回っていました。でも緯度が高いのでまだ明るい。ホテルでは直ちに夕食、ビールは35ルーブルでした。夕食後、すぐに部屋に入りました。
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13:00発P.カムチャツキー行きXF8812便の表示がある。当たり前か。搭乗ゲート(バス乗り場)は59B。 | ツポレフTu154M機。 | 窓から機長が顔を出しました。 | 機内はツアー客でほぼ満席。 | あっさりめの機内食。ビールはデンマーク製? |
P.カムチャツキー近く。窓からアバチャ山が見えました。 | 飛んできたTu154M。後ろにうっすらとアバチャ山が見えます。 | ホテルに向かう途中、カリャーク山(3,456m)とアバチャ山(2,741m)が見えました。 | ホテルの夕食です。 | ホテルの看板犬。 |