ドーハ01時55分カタール航空QR806便に搭乗します。機体は行きと同じボーイング777です。左側の窓側席を確保しました。アラビア湾を抜け、パキスタンに上陸するころから明るくなってきました。しだいに山が見え出します。少しうつらうつらとしてしまって、気がついたら窓の外に白い高峰が見えます。形からしてK2のようです。見逃さずに見られて良かった。
あとは、タリム砂漠から中国(青海チベット鉄道らしき線路や、太陽エネルギー研究所らしき施設なども見えました)の光景を楽しみながら過ごします。ただ、ブロッケン現象などの気象光学現象は見られませんでした。
日本に近づき始め、富士山が見えるか気になります。航路図で見ると東北から北陸・東北を回って成田に向かいそうです。これだと、富士山が右側になってしまいます。でも、成田に近づくにつれて大旋回、いったん太平洋に出てから南側から成田を目指します。夕焼け空にシルエットになった富士山を見ることができました。有終の美。
再入国も順調でした。9月7日から現地でのPCR検査が必要なくなり、スマホアプリmySOSの青画面(アルバム参照)を見せるだけで(検温は自動)で検疫のそのまま通過です。今は海外旅行もスマホ必須の時代になったと思いました。
ただ、地元行きのリムジンバスがコロナ禍のために運休になっていました。駅前でリムジンバスをよく見かけましたが、羽田線のようです。仕方なく、京成ー(京成八幡〜本八幡)−都営地下鉄新宿線(直通)ー京王線で帰りました。
アルバムの最後にヨルダンお土産を載せました。死海の湖水も持ち帰ったので、これから「塩」を作る予定です。
ヨルダンはもちろん、中近東は初めてでした。なんとなく紛争地が多いという印象の中近東、その中でエアポケットのように静かなヨルダン、定番のペトラ遺跡や死海浮遊体験だけでなく、ヨルダン最高峰ウンム・アーダミ山登頂もできたり、ワディ・ムジブでキャニオニング初体験をできたりと、とても楽しい旅になりました。