潮来

2022年6月10日(金)、水郷佐原あやめパーク、十二橋めぐり、佐原に行ってきました。

 朝6時過ぎに家を出て、中央道〜首都高〜京葉道路〜東関東自動車道と乗り継ぎ、終点の潮来ICまで行きました。車で都心を抜けるのは久しぶり、緊張しました。潮来ICからカーナビ頼りで水郷佐原あやめパークに着いたのは8時20分ころでした。

 早速入園(700円)して、園内の水路を舟(サッパ舟という棹を使う小舟)の営業が9時からということだったので、少し園内を散策します。でも、もうサッパ舟が動いているみたい。ということで、サッパ船(500円)乗り場に行ったら乗船OKでした。まだ開園間もない時間帯だったので貸し切りです。低い目線であやめ(五分咲き程度)やスイレン、ハスなどを見られます。

 サッパ船から降りた後、園に隣接する(通用門を抜けて)十二橋めぐり舟の乗り場で舟の様子を聞きます。2名まで1艘5,400円、3人以上になったら一人1,800円ということでした。そこで、他の客が集まったら携帯電話に電話してもらうことにして、それまでは園に戻って散策することにしました。園を半周したくらいのところで電話が入ったので十二橋めぐり舟乗り場に向かいます。9時10分ころに出発。

 与田浦川水路から北利根川(常陸利根川)に出るとき、北利根川の方が数十cm水位が高いので、大割閘門(ロック)で水位の調整をします。そしてもう一度、北利根川から加藤州閘門に入り水位の調整。閘門通過はなかなか面白い。加藤州校門を抜けたところが十二橋めぐりです。もう使われていない橋、渡るのが怖そうな橋もありました。また、水路に降りる階段もあり、生活用水として使われていた跡が残っています。広い水路に出て出発点に戻りました。約1時間の船旅、これは乗って正解でした。

 下船後、再びあやめ園に戻って散策を続けます。だいぶ混んできました。サッパ船も10人ほど乗せていました。ハス回廊の方で鳥の騒々しい声がするので行って見たら、セッカが電線に止まって鳴いていました。

 11時過ぎに園を出たあと、佐原を素通りして、まず昼食予定のウナギ屋別館山田に向かいます。別館屋まででの整理券は24番、取りあえず12時半〜13時ころに来てくれということでした。

 佐原に戻り、伊能忠敬記念館横の駐車場(500円)に車を入れます。記念館横の伊能忠敬の像や象限儀を見ていたら、たまたま通りかかった館員さんが、象限儀は実際に覗くことができると教えてくれました。見えたものはアルバムを参照。「あはは、これは笑うしかない、あっ、笑うものではないか。」といったら、館員さんは「笑ってください。」でした。

 記念館からは、社会科見学の小学生が出てきて、これから待ちに探訪に行くようでした。こちらも記念館は後回しにして、まず小江戸という小野川沿いの街並みを見ることにしました。ここは2012年5月に来ていて、まだその頃は崩れた石垣などの地震の爪痕も残っていましたが、いまはすっかり整備されていました。

 2012年の写真はこちら

 小野川沿いに一周し、伊能忠敬旧宅にも入ってみました。その後、記念館(450円)に入ります。精密な地図のうち、甲州街道沿いの図もありました。残念ながらそこは撮影禁止区画(写真撮影OKは1室のみ)でした。ミュージアムショップもない。でも、帰宅して調べたら、国土地理院が伊能図を公開しているの、その甲州街道沿いの図をみることができました。幡ヶ谷から調布(石原や小島)までの集落名は、現在の京王線の駅とほとんど同じです。ひとしきり見学したあとに、整理券をもらっておいた別館山田に向かいます。

kosyukaido.jpg (374463 バイト) 左の画像をクリックすると、伊能図の甲州街道が別ウィンドウで拡大します。
伊能図は国土地理院のサイトで見られます。

 

 山田で数組待ったあと、13時過ぎには店内に入り(真(じか)鰻重4,000円を注文します。“待つ”ということで、ある程度の覚悟はしていましたが、なかなか出てこない。まあ、両隣のお客さんもかなり待たされているようです。ということで、結局料理が出てきたのは14時20分ころになっていました。当然おなかも空いていることもあり、とてもおいしい。肉厚のウナギが、お重からはみ出る分量です。おなかいっぱいになりました。

※ 12時半〜13時ころといわれても、それに間に合わなくてもまったく問題ないので、昼の部が終わる14時近くにお店に入った方があまり待たされないようです。

 食事を終えた15時ころにお店を出発、大栄ICから東関東自動車道〜京葉道路〜首都高高井戸ICで降り、用事があった吉祥寺に着いたのは17時半ころ、さらに自宅に戻ったのは18時を過ぎていました。

 十二橋めぐりや、伊能忠敬記念館は面白かったですが、やはり東京横断の首都高は疲れます。走行距離は先日の西沢渓谷と同じくらいなので、疲れ方が違いました。

写真(静止画)はgoogle photosでご覧ください。

cover.jpg (195373 バイト) 左の画像をクリックするとgoogle photosのアルバムが開きます。
左をクリックすると、二つの閘門(ロック)を通過する動画をご覧いただけます。
左をクリックすると、十二橋めぐりの動画をご覧いただけます。

 

上の地図をクリックするとこの日の行程をgoogle mapでご覧いただけます。紺色の部分が十二橋めぐりです。
上の図をクリックするとこの日の行程をgoogle eathでご覧いただけます。

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2022年6月記