2025年11月5日(水)、富山県高岡市雨晴(あまはらし)で大クラス会を行い、翌6日(木)、希望者で金沢観光をしました。
“大”クラス会は首都圏・東海・金沢に住んでいる同期のクラス合同のクラス会という意味です。
(1) 1日目(雨晴温泉) (2) 2日目(雨晴から金沢、金沢観光) (3) 付録(兼六園の水源)
(1) 1日目(11月5日) 東京から雨晴へ
大宮発10:58の「はくたか559号」に乗ります。途中の京王線で山手線、京浜東北線の遅れ情報が出ましたが、埼京線は問題なし。大宮駅で駅弁をゲットしようとしましたが、意外とお店・品数が少ない。これから富山に行くのにます寿司はないかなと思いつつ、ます寿司とビールを買い込み列車に乗り込みます。
席は進行方向右側、3人掛けの窓際です。高崎前での山の同定が難しいですが、手前に大きく赤城、後ろは日光連山のようです。碓氷峠を登り軽井沢が近づくと浅間山が見えます。でも、あっという間に通り過ぎます。長野まではほぼ満席状態でした。意外だったのは充電ポート、USBポートがあるかなと思っていましたが、家庭と同じ2穴100Vの電源コンセントでした。
長野を過ぎ、しばらく行くと左側に雪を被った高い山が、そして右側には日本海が見え出します。富山を過ぎると間もなく新岡駅。ここで同じく大クラス会に参加するB君と合流します。新岡駅から岡駅はJR城端(じょうはな)線です。岡駅からはJR氷見(ひみ)線で雨晴駅まで。岡駅で他の参加者K1君、K2君、A君、そしてN君、F君も一緒になりました。ここで参加者9名中7名と合流。
雨晴駅では、外国人も含む大勢の観光客がおりました。駅でホテルのマイクロバスに荷物を預けます。最初道案内に従い、線路沿いの道を少し北側へ、そして踏切を渡り海岸に出ます。あとは海岸沿いにいわゆる“雨晴海岸”に出ます。風景写真を撮ったり、記念写真を撮ってもらったり。線路・道路を渡り道の駅雨晴の展望デッキに登って、ここでも展望を楽しみます。ここでホテルの電話を入れ、雨晴駅での迎えを頼みます。
ホテルに着いて荷物を受け取り、確保しておいた4部屋の鍵をもらいます。4部屋は8階建ての7階です。ロビーの一角に集まったみんなから会費を徴収したり、部屋割のあみだくじを引いてもらい、いったんそれぞれの各部屋に入ります。ロビーで別送しておいたお土産の著書を渡し忘れていたので、各部屋を回って渡します。
後から来る人もいるので、先に風呂に入ります。露天風呂付きの大きなお風呂でした。入浴者は先に入っていたB君だけでした。部屋に戻る途中、フロントで幹事部屋伝えておきます。
部屋に戻ってしばらくすると部屋にK3君が現れました。さらに18時ころに最後のK4君が到着、これで参加予定9名全員集合。大クラス会(宴会)は18時半からにしてもらっているので、先に風呂に入ってもらいます。
大クラス会は3階の個室で行いました。2時間半ほどここで食事・お酒を楽しみながら、各自の近況報告や歓談、さらに21時半〜23時過ぎまでは7階の1部屋に集まって歓談を続けました。
(2) 2日目(11月6日) 雨晴から金沢、金沢観光
明るくなる前から室内で写真を撮り、さらにホテルの外に出て撮影ポイント探し。ただ、下に降りてしまうと木々に遮られあまり展望がありません。部屋に戻ります。
朝食は3階のレストランでのバイキング形式、7時半ころに全員集まり朝食までは一緒でした。
あとは自由解散。雨晴駅から出る高岡行きの列車に合わせてホテルからバスが出ます。09:03発に間に合うように8時45分に出るバスで3人(A君、K3君、K4君)が出発したはず。残り6人は09:38発に合わせて9時20分に出るバスのはず。でもN君がいない。N君は一緒に金沢観光する予定の1人です。まあ、確認しなかったのでN君は先に出たのかなと思いました。が、雨晴駅にもいない。焦りました。彼は携帯電話は持っているが使っていないということで連絡も付かない。でも発車時刻近くになって突然登場しました。9時20分のバスに間に合わなかったけどバスで送ってもらったそうです。
ということで、6人は雨晴駅〜(JR氷見線)〜岡駅〜(あいの風とやま鉄道)〜倶利伽羅駅(直通)〜(IRいしかわ鉄道)〜金沢駅で金沢に出たのでした。もちろん雨晴駅で通しの切符(1,110円)を買えます。金沢駅で、K1君とお別れ。残りは5人(B君、K2君、N君とF君、自分)は金沢在住のF君の案内で金沢観光です。
まずバスで尾山神社へ。尾山神社を通り抜け金沢城趾へ、。さらに石川門を通り抜け、桂坂口から兼六園へ入ります。兼六園では桂坂入り口に近いお土産屋・食堂で軽い食事(公園中華600円)も食べました。霞が池を一周、坂を下って噴水(3.5 m)、滝(みどり滝)、瓢ヶ池(ひさごいけ)を見て、真弓坂口から出ます。さらにここから近い金沢21世紀美術館へ。ここは入館せずに、無料で入れる上から見るプール、水中に人がいるように見えるプールまで(下に入るには予約が必要らしい)。あとは外を少しだけまわり(外にもいくつかの展示物がある)、21世紀美術館近くのバス停へ。ここで、案内してくれた地元民のF君、歩いて近江町市場に行くというK2君と別れ、バスで金沢駅に向かいました。
金沢駅ではさらに旅を続けるというN君、ここで友人と落ち合うというB君も別れます。駅ビル内の適当なお店で過ごそうかとも思いましたが、まだだいぶ時間があるので歩いて近江町市場に行くことにしました。
近江町市場にはたくさんの新鮮な魚介類(カニの解禁は翌日の7日)を食べられるお店があり、昼は軽食だったのでここで食べてしまおうかとも思いましたが、ホタルイカの醤油漬けを買っただけで寸止めしました。
金沢駅へはバスで戻ります。駅でお土産と駅弁・ビールを買い込み、改札内の待合室でしばらく待ちます。乗るのは16:48のかがやき512号です。復路は進行方向右側の2列シートの窓際にしました。
富山を過ぎたあたりで買ってきた駅弁・ビールで夕食。長野あたりでほぼ満席になりました。その後すぐに寝てしまったようで、気がついたらもう大宮近く。まあ、ぎりぎりセーフでした。
大宮駅からは埼京線始発各駅停車の新宿行きを待ち、さらに新宿からの京王線も始発各駅停車を待って、それぞれのんびり座って帰ったのでした。
今回は2017年以来、8年ぶりの“大”クラス会でした。集まった人たちはそれなりに元気だった(元気だから集まれた)ので、もう1回くらい大クラス会ができるかもしれません。
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| 雨晴駅(伏木駅)〜金沢駅の経路。上の地図をクリックするとgoogle mapが開きます。 | 金沢市内散策マップ。上の地図をクリックするとgoogle mapが開きます。 | 金沢市内散策航空図。上の地図をクリックするとgoogle earthが開きます(kmlファイルがダウンロードできます)。 |
(3) 付録(兼六園の水源)
兼六園に立つと、その外側の傾斜はかなりきつく谷は深い(兼六園は高い)、つまり下の川から水を引くとするとかなりの高さになる。だから、どこから園内の水路・池の水を引いてきたのだろうと不思議になります。でも、ブラタモリでやっていたように、兼六園・金沢城趾は両側が川に削られた北西に延びる細長い台地の末端にあり、台地を夾む両側の川の上流、兼六園よりも標高が高いところで分水し(実際は南側を流れる犀川から分水)、そこから水路を作って水を引いてくればいいとわかります。こうした微地形は、国と地理院地図の「自分で作る色別標高図」や「赤色立体地図」を自分で作ってみるよくわかります(見えてきます)。
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| 標高20 mごとの色別標高図。クリックすると別ウィンドウで拡大します。 | 赤色立体地図。クリックすると別ウィンドウで拡大します。 |
2025年11月記