パタゴニア(1月2日)

ウシュアイアからブエノスアイレス、ブエノスアイレスからヒューストン、ヒューストンから成田

 いよいよパタゴニアともお別れです。2日の午後に出発し、日本にたどり着くのは時差の関係もあり4日の午後、正味の時間でも丸二日ほどかかる長旅になります。例により簡単な朝食をとった後、チェック・アウトまでの時間を利用して、ホテルから見える砂州を渡ってウシュアイア飛行クラブがある対岸に渡ってみました。小さな潟を挟んで宿泊したラスレンガス・ホテル、港を挟んでウシュアイアの中心街が見える絶景ポイントです。実際、観光バスや車でここからの光景を楽しむために渡ってくる人たちもいました。

 10時前にチェック・アウト。飛行機の時間までまだかなりあるので、街の中にある小さな博物館(世界の果て博物館)を見学に行きます。残された数少ないだろう先住民族の写真や多くの鳥の展示がおもしろかった。見学を終えてもまだ時間があるので、再び街を散策することにしました。前日買い残したTシャツやヒツジ革のスリッパなどを買いました。

 空港には13時過ぎに到着。ブエノスアイレスまでの国内線は受託荷物15kg以内、機内持ち込み荷物5kg以内という制限がきついと聞いていたのですが、受託荷物20kgでも何もいわれず、機内持ち込み荷物はたぶん7kg程度だったと思いますが、こちらは今まで通り重さを量ることはありませんでした。チェックインの後(窓側の座席を確保)、空港外を散歩したり、14時38分というアルゼンチン航空AR1892便(ボーイング737型機)までまだかなり時間があるので、ホテルが用意したボックス・ランチ(お弁当)を食べたりして時を過ごしました。

 飛行機はほぼ定刻に離陸。1時間ほどすると軽食が出ました。到着したブエノスアイレスのエセーサ空港では、国際線ターミナルへは歩いて10分ほどの距離です。ここでヒューストン行きのコンチネンタル航空CO52便(ボーイング767型機)に乗り継ぎです。乗り継ぎに3時間ほどの余裕があったのですが、受託荷物の受け取り、コンチネンタル航空のチェックイン(ヒューストンまでは夜の便なので通路側の席を確保、ヒューストンからは昼の便なので窓際を確保)にかなり時間がかかって、空港内のお土産屋さん(CDを買うつもりだった)をのぞく時間がありませんでした。CD52便も満席です。

 ヒューストンには朝の5時過ぎに到着。着陸前に軽食が出ます。ヒューストンではいったんアメリカ合衆国に入国することになるので、また入国審査、飛行機のチェックイン、さらに搭乗する際の厳重なセキュリティ・チェックを受けることになります。それでも、乗り継ぎの時間が5時間以上あるので、セキュリティ・チェックを受けた後、空港内を探検したり、コンセントある場所の近くの椅子に座って、旅行中に撮影した写真の整理、Web作成などを行って時間をつぶします。成田行きのコンチネンタル航空CO7便は10時45分発なので、その前に軽い食事をとりました。フードコートで焼きそばと春巻きです。

 CO7便はほぼ定刻に離陸。CO7便も満席です。ロサンゼルスからサンフランシスコあたりを通過するなら、サン・アンドレアス断層の写真を撮りたいと思っていたのですが、飛行経路は行きと違ってかなり北をとるので、断層を見るような場所は通過しませんでした。また左側の席だったので、アリューシャン、千島、日本列島、成田に近づいてからの富士山も見られませんでした。右側を指定すればよかった。

 13時間以上の長いフライトなので、間食も出ます。また、成田に着陸する前には朝食だか昼食だかわかりませんが、軽食がでます。成田にもほぼ定刻通りの15時15分ころ到着。受託荷物で少し待たされましたが、それでも荷物を宅配に頼んだりしても、16時25分発のリムジンバスに間に合いました。途中事故渋滞がありましたが、高速道路全般は空いていて、19時前には帰宅できました。

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ホテルでの最後の朝食。 潟を挟んで、宿泊したホテル(真ん中の丸いラウンジ(食堂)がある建物)を見ています。ホテルの拡大はこちら。少しワイドにしたものはこちら 街の中心部を見ています。渡ってきた砂州はこちら 世界の果て博物館。 ウシュアイアにも、このようなヒツジの丸焼き屋さんがあります。
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ウシュアイアに限らず、パタゴニアの街ではこのような大型犬がうろうろしています。とてもおとなしい。 おすし屋さんも進出しています。 大きなお土産屋さんの中です。中庭はこちら 空港から街の方を見ています。 満席のAR1892便。ウシュアイアからブエノスアイレスまでは3時間20分ほどの飛行距離です。
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ブエノスアイレスの20時ころ、パタゴニアではまだ日が高い時間ですが、ここではもう夕日です。 CO52便の機内食(ビーフ)。 ブエノスアイレスからヒューストン。10時間ほどの飛行距離です。 ヒューストン、ジョージ・ブッシュ国際空港内のフードコート。食事はこちら 成田行きコンチネンタル航空CO7便(ボーイング777型機)。
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アメリカ中西部の大規模農場。 機内食(魚)です。 雪をかぶっているロッキー山脈の山々。 昼の部分にずっといるフライト。それでも出発は10時45分、到着は15時45分。地球の自転よりは遅い。もうすぐ成田の画像はこちら 最後の機内食(オムレツ)。
         
         

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