成田からヒューストン、ヒューストンからブエノスアイレス、ブエノスアイレスからカラファテまで
12月25日の17時10分発コンチネンタル航空6便(CO 6)、ヒューストン行きに乗ります。成田第1ターミナル(成田空港)までは新宿発12時40分の成田エクスプレスに乗りました。新型車両になったようです。全席が進行方向を向くようになりました。
成田空港には14時ころに到着。空港宅配便で送っておいたスーツケースを受け取り、円をドル(現地はドルが通用するそうなので)に変えたりします。この日のレートはこちら。コンチネンタル航空のチェックイン・カウンター(ブエノスアイレスまでの搭乗券)は成田空港第1ターミナル南ウィングにあります。コンチネンタル航空の受託荷物重量制限は23kg、持ち込みは7kgですが、ブエノスアイレスからパタゴニア往復のアルゼンチン航空の重量制限は受託荷物15kg、持ち込み荷物5kg、それも厳しいと聞いていたのでできるだけ減らしたつもりでした。それでも、受託荷物は15kgぎりぎり、持ち込み荷物は7kgになっていました。もちこん、ここでは問題ありません。だいたい、持ち込み荷物は従来通り重量を量ったりしませんでした。
CO 6便はボーイング777機、3-3-3の座席です。ほぼ満席でした。ヒューストンまでは11時間20分ほどの長旅です。飛び立ってしばらくすると機内食タイム。メニューはチキンとビーフから選らべます。ビーフにしました。コンチネンタル航空ではアルコール類は有料で、ビール、ワインとも5ドル(カード支払いのみ)です。ビーフなので赤ワインにしました。
あまり眠くないのですが、本を読む気にもなれず、持ち込んだパソコンにたくさん入れておいたビデオ(録画だけして見てなかったもの)を見て時を過ごしました。
深夜に軽食が出ました。一眠りして起きともうアメリカ大陸に入っています。ほどなくするとく朝食(昼食)です。朝食(昼食)が終わるとすぐにヒューストンに到着。14時近くになっていました。時差が15時間(戻す)あるので、日本時間にすると翌26日の午前5時ころとなります。いったん、アメリカに入国する形になります。アメリカの出入国は911以後どんどん厳しくなっていて、事前にESTA(電子ビザ)を取得しておくことが必要です。指紋照合・顔照合も厳重です。また、再出国する際のセキュリティ・チェックも厳重で、靴も脱がされます。今回はとくにテロ未遂事件の直後とあって、さらに厳しかったのかもしれません。
ヒューストンでの待ち時間が長い。約9時間もあります。入国審査、出国の手続きで2時間ほどかかりましたが、それでも空港内で7時間近く過ごさなくてはなりません。またビデオを見て過ごし(コンセントの近くに座って)、またそれほど広くない空港内を散歩して、あいまに、あまり食欲もないので搭乗口近くにあったシーフードレストラン(オイスターバーはちょっと魅力的でしたが)では食事をとらず、フードコートでビールだけ飲みました。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス行きのコンチネンタル航空CO53便は21時発です。ほぼ定刻通りに出発しました。こちらのボーイング777より少し小さい767機です。2-3-2の座席になります。こちらもほぼ満席でした。飛び立ってしばらくすると夕食。またビーフにしました。ブエノスアイレスまでも10時間ほどの飛行になります。到着前にまた軽食が出ました。
到着したブエノスアイレスは直前まで雨だったようです。国際空港(エセーサ空港)に到着し、そこで入国審査。さらに国内空港(アエロパルケ空港)までは、それほど遠くないそうですが、ここでの待ち時間も6時間ほどあるので、ブエノスアイレスの中心街を通って国内空港にバスで移動します。
アエロパルケ空港近くにはラプラタ川が流れています。このあたりで川幅が50kmもあるそうです。当然対岸は見ません。また、これまた当然ラプラタカワイルカも登場しません。
アエロパルケ空港での待ち時間の間、空港内のSUSHICLUBまであるフードコートでラザニア・セットを頼みます。ボリューム満点。ついでにビールを現金で。これが失敗。おつりが(当然)ペソできてしまいました。カフェラテ行きのアルゼンチン航空AR1806便の搭乗口表示がなかなか出ません。適当なところに座ってまたビデオ。
心配していた遅延もなく、AR1806便は定時に飛び立ちました。カラファテまでは3時間ほどのフライトです。AR1806便は少し小型のボーイング737型機、3-3の座席です。ここでも簡単な機内食が出ます。カラファテ空港に到着したのは20時ころ。荷物が出てくるまで少し待たされました。
空港からバスに乗ってカラファテ市内に向かいます。さすがに高緯度(南半球)の夏ですが、だんだん暗くなってきました。ホテルに入り、すぐに夕食です。もう21時半を過ぎたころでした。家を出てから丸二日ほどの長い行程でした。地球の反対側に来たわけです。
ホテルの2階ホールには、インターネットに接続されたフリーのパソコンが置いてありました。日本語表示もできましたが、日本語入力システムは入っていません。そこで、Web上の日本語入力システム(http://ajaxime.chasen.org/)を利用して、メール(Webメール)の送受信を行いました。
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