朝から小雨、昼ころにはかなり強い雨になるが、午後ようやく晴れてくる。この日はフィヨルドに沿って国道96号沿いを南下する。
小さなストーズヴァルフィヨルズル村にあるペトルおばさんの石の博物館を訪ねる。庭の花がきれいに咲いている。思わず黒曜石と小さな水晶の結晶をゲットしてしまう。
ところどころダートが残る96号線を、バスをそれほど速度を落とすこともなく疾走する。途中、黒い砂浜に立ち寄る。ハワイ島の黒砂海岸に似ている。もとの岩石が玄武岩なので当たり前であるが。
ホプンの町が見えるマルマンナカズ峠から、ヨーロッパ最大の面積というヴァトナヨークトル氷河がかすかに見え出す。3時半すぎにホプンの町に到着、休む間もなく氷河見学に出発する。
大型四輪駆動車に乗って、ダート路を標高1000m以上のところにある山小屋まで駆け上る。そこで雪上車に乗り換えて氷河の真ん中に。ヴァトナヨークトル氷河の支流の一つとはいえ、周りは氷河だらけ。ときどき日も差し込んでとても美しい。氷河の周りは玄武岩の砂で黒くなっているが、ここまでくると真っ白、ところどころブルー。帰りはスノーモビルの疾走体験のサービス付き。
遅い夕食後、午後10間で開いている町の博物館(氷河博物館)にようやく間に合い、中を見学する。