この日はアレキサンドリアの観光です。
ほとんど寝ていないといってもいい6時過ぎに起き出して、荷物の整理などをします。7時20分ころ朝食(ビッフェ・スタイル)、8時にバスに乗りアレキサンドリアへ向けて出発です。それほどの渋滞もなかったのですが、アレキサンドリアの中心部に着いたのは12時少し前ころ。ところどころに見えた白い塔は野生のハトを飼う(?)ためのもので、ハトの幼鳥を得て(高級)料理用として売るためのものだそうです。
まずやっとバスが通り抜ける細い道を通って地下墳墓(カタコンベ)の見学です。ここは厳重に荷物検査までしてカメラの持込を禁止しています。かなり暗いかと思ってヘッドランプも用意しておきましたが、その必要はないほどきちんと照明されていました。見学の後、少し市内の路地裏を歩いてみました。路地には市場もあり、人懐こい人たちに声をかけられたり、また子供たちは写真を撮って撮ってと寄ってきます。でも、発展途上国の一部観光地みたいに、写真を撮ることでお金を請求されることはありません。
次いでそれほど遠くない距離ですが、バスでポンペイの塔まで移動です。エジプトがギリシャに征服されていた時代(グレコローマン時代)の遺跡です。まだ発掘中のものも展示されています。日常生活の場の近くの遺跡という感じです。
その後、またレストランへバスで移動です。海岸脇のレストランではシーフードが出ました。
昼食の後は、アレキサンドリア国立博物館(グレコローマン博物館)。小ぢんまりとした博物館ですが、アレキサンドリアから出土したたくさんの遺品が展示されています。その後、この日の最後の目的地、カイト・ベイ要塞に向かいます。この要塞はオスマントルコ時代のものです。16時半の閉場間際に着いたので、大慌てで見学をしました。要塞からはきれいな地中海が望めます。また、中に入って上の階ののぞき窓からはアレキサンドリア市内を眺めることもできます。
この日もホテルについて部屋に入ったのは17時半ころでした。夕食はビッフェ形式でした。
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宿泊した(?)ホテル、LE PASSAGEのロビー。 | 途中で立ち寄ったドライブイン。水煙管をくゆらしている人もいました。 | カタコンベ近くの路地の雑踏。 | 路地裏市場の魚屋さん。 | ポンペイの塔の全景です。 |
塔の上部の拡大。 | スフィンクス1の拡大。さらなる拡大はこちら。 | スフインクス2の拡大。さらなる拡大はこちら。 | 昼食のメインはボラ。イカのフライやご飯も添えてあります。ビールはサッカラ(35ポンド or 7ドル) | 写実的といわれるアメン・ホテプの像。 |
ミイラとミイラを収めた木棺。 | アレキサンドリア国立博物館の正門。 | カイト・ベイ要塞の遠望。 | 要塞ののぞき窓から見るアレキサンドリア市内。 | ホテルのフロント。照明の色が自動的に変わります。 |