この日は移動日です。ゴメラ島に渡るフェリーは午後なので、午前はのんびりです。朝食後、ホテルから歩いて10分くらいの所にある地元の大きなマーケット(ムニシバル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・アフリカ)に行ってみました。たくさんの個人商店、またスーパーマーケットも入っています。小鳥屋さんもあったので、入ってカナリア(カナリア諸島が原産らしい)確かめればよかった。また、地下に行ったらスーパーマーケットだったのでそのまま地上に戻りましたが、地下の別の区画では魚介類を扱うお店もあったらしいです。
ホテルに戻ってホテルの屋上に登ってみました。トレーニングジム、サウナ、ジャグジーなどがありました。また展望も楽しめます。
フェリーは島の反対側(南端)のロス・クリスティアーノスから出ます。ホテルは10時出発。現地で少し待つことになります。定刻通りにやってきたドイツ人の観光客たちは、荷物運搬用の車に積み込む時間がなかったので、自分でフェリー乗船用階段(ビル3階分くらい)持ち上げていました。少し早めに来て正解でした。フェリーは1.5万トンという巨大なVaocan de Taburiente号です。
※ Taburiente号についてはこちら。
フェリーでは最上階の甲板で景色を楽しみます。ただ船もかなりのスピードを出しているので風が強く、テイデ山に行った時のように防寒具が必要です。ゴメラ島が見えてくると、崖の間際に立っているこの日に宿泊するパラドール(古城などを改装した半官半民の少し豪華な宿泊施設)が見えてきます。
下の街からパラドールへ登る歩道は階段になっていて、約150mの高低差ということです。車は遥かに大回りしてパラドールに到着。部屋は1階の角部屋、はじめベランダに出るドアの鍵の外し方がわからず苦労しました。部屋のドアの鍵も開けづらい。ベランダの柵下は崖が崩れているようでした。夜、星を撮ろうと思っていたので、ホテル内で撮影ポイントを探します。結局、ベランダから出た少し先で撮影することにしました。
夕飯のあと、やはり予想通り部屋の鍵が開かない。こんなこともあろうかと、ベランダのドアの鍵を閉めないで正解でした。ベランダ側から部屋に入りました。
星を見ようと外に出てみたら意外と明るい。下の港の灯りでした。真っ暗な夜にはなりませんが、まあ東京よりは遥かにいいです。南の空にはオリオン座と中心とする星々がよく見えます。ひとしきり写真を撮ってから部屋に戻りました。星々の解説図はアルバムの最後にあります。
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