この日は帰国の日。
朝食は、少し遅れたせいか、いつも食べていた海に直結する1階のレストランが満員ということで、2階(ロビー階)のイタリアン・レストランに回されました。こちらは少し小さく、バイキングの種類も少なめ。もちろんそれでも問題はありません。朝食後、このホテルの最上階である7階に上って展望を見てみました。残念ながらこの日はキナバル山方面は曇っていましたが、海の展望がすばらしい。早く来ればよかった。
昨日少し夜が遅くなり、起きたのが少し遅れたため、午前中は荷物のパッキングに追われてしまいました。12時のチェックアウト前に、町に出たときに買っておいた食料で簡単な朝食。
12時少し前に部屋を出てチェックアウト。インターネット接続代が200リンギッ(6000円強)でした、う〜ん。一番高かったおみやげが「ディスカバリング サバ」というサバ州のガイドブック(日本語版)の113.5リンギッ、次いでセピロック・オランウータン保護区で飼ったオランウータンのぬいぐるみ(大)の68リンギッだから。
帰宅予定のクアラルンプール行きの便は19時30分発なのでかなり時間があります。荷物をフロントに預け、でも街に出ないでホテルの海岸脇のデッキチェアで横になり、本を読んだりビールを飲んだりして過ごすことにしました。結局、29日午前、30日午前とこの日の午後まったりと過ごすことができました。これやみつきになりそう。
16時半ころ、空港に向け出発。コタ・キナバル国際空港は大規模な新築工事中です。クアラルンプールで成田行きに乗り継ぎます。チェックインのときに、夜の便ですが両方とも窓際を確保しました。
クアラルンプールまでは約2時間の飛行で、簡単な食事が出ました。夜の飛行なので、時間つぶしに持参したDVDを見て過ごします。クアラルンプールに近づくと、街の灯りが見えてきます。クアラルンプール国際空港は巨大な空港で、国内線で到着したメインターミナルビルからかなり長いエアロトレインに乗り、国際線のサテライトビルに移動します。
クアラルンプールから成田まではボーイング777(2-5-2の座席)、窓際を確保したのですが翼を支える構造体が入っているのでしょうか窓がない席でした。残念。DVDの続きを見たりしたあとは眠ろうとしましたが寝にくい。うつらうつらと過ごします。
夜が明けてくると日本も近い。日本時間の5時半ころに簡単な朝食が出ます。窓際なのに窓がないので、写真を撮りに一番後ろまで行って日本側を見ましたがもやっていて陸も富士山も見えませんでした。
ほぼ定刻の7時15分ころ到着。荷物にすぐに出てきました。でも、地元の街までのリムジンバスまでにはかなり時間があります。待つのも面倒なので、新宿までリムジンバスで出て、そこからは電車にすることにしました。
ボルネオは自然が豊かですごくいいところでした。治安もいいようで、夜の街も安心して歩けます。イスラム教がマレーシアの国教だそうですが、戒律はそれほど厳しくなく、街のお店でもレストランでもアルコールはふつうに手に入るし、飲めもします。物価はもちろん安いですが、めちゃくちゃ安いというわけではありません。でもなんといっても暖かいところがいいなぁ。
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