この日はとくに参加するツアーがないので、午前中はホテルでゆっくり過ごします。
これまでの旅行は、欲張って終日動く旅行が多かったのですが、リゾート慣れしているらしい人たち(とくに白人に多い?)は、プールサイドなどでまったりしていて(私はプールがあるとつい泳いでしまうタイプ)、ああいうのもいいなあと思っていました。今日はそのまね。朝食後、ホテルの庭、海が見えるところに置いてあるデッキチェアに横になり、ビールを飲みながら、持ってきた文庫本を読むことにしました。昨日のスコールがきいているのか、午前中は日差しが強くてもさわやかで、日陰では心地よく過ごせます。午前中の早い時間は、キナバル山もきれいに見えていました。
とはいっても根が貧乏性なので、今回の旅行をアレンジしてもらった旅行社からもらった食事券が使えるレストランで昼食をとり、ついでにコタ・キナバルの街に出ることにしました。もらった食事券が使えるお店はバンブーレストランというところで、ホテルと街の中間くらいの場所にあります。歩くとかなりあるので、タクシーを使いました(15リンギッ)。
昼食はスチームボートというマレーシア風海鮮しゃぶしゃぶ、最後はこれもしゃぶしゃぶと同じ卵と麺を入れて閉めます。只の割には豪華な食事、だしもきいておいしいものでした。ここは2階がレストラン、1階がおみやげ屋さんになって、おみやげ屋さんでもプレゼントをもらえます。街に出るためのタクシーを呼んでもらい、待つ間少しお店を冷やかします。
タクシーでコタ・キナバルが一望できるというシグナル・ヒル展望台に行きます。それほど高い場所ではないので、ものすごく眺望がいいわけではありませんが、一応街を一望できます。地元のデートスポットのようです。
ここから、車で上ってきた道を歩いて降りようと歩き出したら、横の階段から地元の人らしい人が上ってくるので、この階段を下りたら、あっという間に警察横の登り口近くに降りることができました。
ここからまっすぐ海を目指すと、セントラル・マーケットに出ます。途中のトゥン・ラザク通りからは長い歩道橋を伝わることができます。コタ・キナバルの道路は横断歩道がきわめて少ないので、こうした歩道橋はありがたい。途中には、生地屋さん街やスーパーマーケットもあったので、まずそこをのぞきました。スーパーマーケットでは少し食料の買い出しも。
午後なので、セントラル・マーケットの海鮮市場は終わっているようですが、それでも2階には屋台風の食事ができるお店や雑貨品屋さん、1階は野菜・果物屋さんなどが出ています。
セントラル・マーケットを見学したあと、センター・ポイントという大型デパートに向かいます。ここのおみやげ屋さんで少しおみやげを買いました。
本当は、ここの近くにある屋台街(海鮮料理が多い)で夕食をとろうと思って、一応のぞいてみたのですが、昼がボリュームがありすぎたようで、まだお腹がすかず食欲がわきません。そこで、再びセンター・ポイントに戻り、食料・ビールを買い足して、タクシーでホテルに戻りました(15リンギッ)。
ホテルに戻ると、ちょうど夕陽が海に沈むところでした。部屋に戻らず、そのまま庭に出てデッキチェアに座り、買い込んだパン&ビールを夕食として、夕陽を楽しむことにしました。昨日テングザルを見に行った方向、またキナバル山の方向は分厚い雲に覆われていて、時々稲妻が光っていました。
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