この日の午前中はもう一度グランドテイトン国立公園を見て、後半はイエローストーン公園です。6時55分出発、ホテル近くのレストランでミニバイキングの朝食です。この日は快晴です。7時45分にレストランを出発。
最初にアンティロープ・ララット・ロードを入ったところ。このあたりで映画「シェーン」の撮影がなされたそうです。古ぼけた小屋はいくつかありますが、映画で使われた小屋は残っていないそうです。地面にはたくさんの穴があいています。キバラマーモット(黄腹マーモット)の巣穴です。
次に立ち寄ったのはスネークリバー・オーバールック。蛇行するスネークリーバーの背後にテイトン山脈が見事に見えます。テイトン山脈前に広がる草原もいい感じです。その次はオックスボウ・ベント。川面にモラン山が映っていました。またスネーク川には想定外のペリカン(アメリカホワイトペリカン)もいました。最後は、コルターベイ・ビジターセンター。駐車場からは少し歩きますが、この建物を通り抜けるとジャクソンレイクの背後にテイトン山脈が見えます。ここで、グランドテイトン国立公園とお別れし、さらに北上を続けてイエローストーン国立公園に入ります。10時10分ころでした。
最初はウェストサムと呼ばれる、イエローストーン湖の西の湖岸。ここはいろいろなところからお湯がわき出ている噴気地帯で、それらを巡る木道の上を歩きます。その後レイク・ヴィレッジに立ち寄り、その前の湖岸のベンチでランチボックス(サーモンとアボガドのロールサンド)を食べました。食事が終わって車に戻るころ、雨が降り出しました。その後雨は降ったり止んだりとなりました。
次に目指したのは、イエローストーン川が刻んだ渓谷、キャニオン地区です。途中アンティロープ(ブロングホーン)やバッファローにも出会いました。最初は川の南側(サウスリム)、アーティストポイントと呼ばれる場所からの眺めです。このときは雨がかなり降っていました。川が刻んだ谷の側面の色が黄色だったため、イエローストーンという地名になったそうです。流紋岩(質)の岩が熱水の作用で変色したようです。次に車で10分ほど、対岸(ノースリム)のルック・アウト・ポイントに移動します。わずかな距離と時間差なのにこちら側では晴れました。
この後、キャニオン・ヴィレッジで一休み。お土産も売っています。この日最後は、いまイエローストーン国立公園のなかで一番活動が活発だというノリス・ガイザー・ベイスンです。木道を一周しました。
一通り見学が終わってホテルに向かう途中、渋滞です。何とコヨーテがいました。公園内で渋滞しているときは、動物が現れているときと考えて良さそうです。その後もガンの群れ、子連れバッファローの群れなどにも会いました。
ホテルはウェストイエローストーンという、公園に隣接する小さな街にあります。
4K動画です。youtubeにリンクしています。
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ジャクソン(北緯43°28′31″)の放射線量値は0.06μSv/hでした。 | ジャクソンの伏角は+80°でした。 | 朝食です。 | シェーン! | テイトン山脈が背後に迫ります。 |
キバラマーモット。リスより一回り以上大きい。 | テイトン山脈を背景にマーモット。 | グランドテイトン(4197m)だけ、少し雲がかかっています。 | スネークリバー・オーバールックから見るグランドテイトン。下を流れている川がスネークリバー。 | こちらはモラン山(3842m)。 |
グランドテイトンの氷河を拡大しました。 | 柵がありますが、野生のアンティロープ(ブロングホーン)です。 | オックスボウ・ベントから見るモラン山。川に浮いている白いものを拡大すると→右の写真。 | ペリカン(アメリカホワイトペリカン)でした。 | モラン山の氷河を拡大しました。 |
堂々としたモラン山。 | コルターベイ・ビジターセンター。 | ビジターセンターから見るジャクソンレイクとテイトン山脈。 | イエローストーン国立公園の入り口。料金表があります。 | 標高2000mを超えるイエローストーン国立公園には、まだたくさん雪が残っていました。 |
イエローストーン湖の湖岸、ウェストサムの噴気地帯。 | ときどきお湯を拭き出す噴出孔。 | 色々なところから温泉が湧き出ています。 | 大きな声で鳴きながら、ガンの群れが頭上を通り過ぎて行きました。 | 湧き出た温泉は湖に注ぎ込みます。 |
湖の中にも噴出孔があります。 | 蒸気(湯気)が立ち上っています。 | エルクが木の皮を食べていました。 | 氏名不詳ですがつがいのようです。別角度はこちら。 | つがいの季節なのか、こちらは巣の素材を運んでいるようです。 |
お母さんからお乳を貰っているエルクの赤ちゃん。 | ウマに似ているエルクの顔。 | ウェストサム噴気地帯の全景。 | 山火事(自然発火)の跡。自然発火の場合は消火活動はしないそうです。山火事の熱で発芽するマツもあるそうです。 | レイク・ヴィレッジ(高級ホテル)近くにいたバッファロー(アメリカバイソン)。 |
昼食のお弁当。 | お弁当を食べたテラスから見るイエローストーン湖。 | 背後の山を拡大しました。 | アーティストポイントから見る黄色い崖。 | 落差94mのロウアー滝。 |
滝を拡大しました。雨に煙っています。 | 下流側を見ています。下にイエローストーン川が見えます。 | ノースリムからロウアー滝を見ます。 | 滝の落ち口を拡大しました。 | 滝壺を拡大しました。 |
下にも展望デッキがあります。 | 下を流れるイエローストーン川を覗き込みます。 | 先ほどのサウスリムの展望台です。拡大はこちら。 | キャニオンビレッジにあったイエローストーンのジオラマ。カルデラであることがよくわかります。 | 日本列島付近の解説もありました。 |
ノリス・ガイザー・ベイスンの解説板。 | ノリス・ガイザー・ベイスンの全景です。 | 一番活発な噴気孔。 | いろいろなところに噴気孔があります。 | 入り口近くの噴気孔。2枚前のものを別角度で見ています。 |
様々な色は、それぞれの温度に適応したバクテリアの色だそうです。 | コヨーテです。 | ホテルに入るときに虹が出ました。 | 地ビールが初めて瓶で出ました。 | メインはポークリブ。大きなジャガイモが添えられています。完食しました。 |
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