反転遠近法(Reverspectives)というものだそうです。非常に立体感があるばかりではなく、絵の前を左右に移動すると、さらに建物が動いて見えます。これもThe Study Room(上野構内店)にありました。
解説には、網膜からの「ボトム・アップ」の情報と、これまでの経験・知識から来る「トップ・ダウン」の情報が食い、その食い違う情報のつじつまを合わせるために脳が図の方が運動していると思い込むというようなことが書いてありました。
小さいものでは椅子とかルービック・キューブの反転図、古くはルネサンス期の「凹仮面」「沈み彫り」がありますね。
写真だとトリックがわかりにくいかもしれませんが、一応ここをクリックしてみてください。
図の左側から見ています。 | 図の右側から見ています。 |
図の正面から見ています。 |
不安神宮を正面から見ています。 | |
左から見ています。 | 右から見ています。 |
2003年8月記 2004年6月追記