1975年ころから、電卓はヒューレット・パッカード(HP)社のものを使っています。演算入力の手順である逆ポーランド法(RPN)になれてしまうと、逆に数式通りの入力が面倒になります。
最初に持つことができたのは、名機といわれた25MINIでした。関数計算はもちろん、49ステップという非常に限られたものでしたが、プログラムもできるという画期的なものでした。その「月面軟着陸ゲーム」は秀逸でした。
1980年ころ41Cになりました。これは4つのRAM・ROMの拡張スロットがあり、またこの拡張スロットにつなぐ専用の熱転写プリンタもありました。プリンタ込みで10万円以上した記憶があります。当時としては(いまでも)、とても高価なものでした。いまならパソコンが購入できる価格です。私は職場ではまだこちらを使っています。
次の28Sは1986年ころです。代数式を数式のまま解いたり、方程式の数値解も式のまま出せるというものです。またグラフ表示も可能になりました。
最後の49Gは電卓としては、現在の最高峰でしょう。去年購入しました。演算方法もRPNだけでなく数式通りも使えます(というより、こちらがデフォルト)。こちらはあまり使ってはいません。
さすがHP電卓、マニアが博物館をつくっています。トップページ真ん中の[Enter↑]がいいですね。
49Gはヒューレット・パッカード(HP)社自身が、パソコン上で動く精巧なエミュレータを公開していたのですが、コンパックと合併してからはダメになった?。他のサイトを捜すとあるようですけど。
2002年7月記
日本HP社が電卓から撤退したので、もう新しいHP社の電卓は入手できないと思っていました。ところが、1972年に出た世界初の関数電卓HP-35の35周年を記念した復刻版HP35sがJulyというお店で入手可能とわかり、思わずゲットしてしまいました。復刻版とはいえ、ディスプレーがLEDから液晶になっていること、また当たり前ですが中身はまったく新しい別物です。逆ポーランド法(RPN)だけではなく、数式どおり(Algebraic)の入力もできます。全体としてのレトロな感じを復刻したようで、HP電卓愛用者にとってはうれしい。
思わず2台体制にして、職場と自宅に置くことにしました。
2008年6月記
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35sです。これぞHP関数電卓の原型。 | セミハードケースもついています。 |
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このようにかたいプラスチックの中に入って送られてきます。 | 左の裏側。マニュアルの背表紙や電池(CR2032が二つ)が見えています。 |
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HP35sの英文マニュアル。 | Julyのホームページから日本語マニュアルがダウンロードできます。印刷して簡易製本しました。 |
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28S、左側がアルファベットキー。 | 28Sを閉じたところ |
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いまでも現役、41C。猛暑の夏休みに、表面の塗装が一部融けてしまった。 | これが49G |