サボテンは世界をつくり出す 堀部貴記 朝日選書 ISBN978-4-02-295341-4 950円+税
たんなるサボテンの解説本ではなく、筆者の世界研究旅行記にもなっている。だが、それはかなり危険な体験だったこともある。筆者は柔道2段、日本拳法3段、ベンチプレス135 kgを誇っているので、それに任して危機を脱出したこともあるという。確かに写真を見てもマッチョな体。その“武勇伝”(帯には抱腹絶倒とあるが)はまさに勝小吉の「けっしておれが真似おばしなゐがいゝ」というもの。
終わりの方で彼のこうした直情径行・猪突猛進の行動に納得するのは、筆者はADHDかつ双極性障害だと診断されたと自ら書いていること(2024年、38歳時)。その診断以後は、鬱状態のときは抗うつ剤を飲み、ADHDに対しても意識的に対応しているとのこと、これでだいぶ改善されたらしい。
もくじ
はじめに
第1章 「センス・オブ・ワンダー」を探して
第2章 サボテンの聖地・メキシコへ
コラム:日本のサボテン地
第3章 サボテンの脅威の生態
コラム:精神を揺らすサボテン
第4章 サボテンは救世主 食糧可能性・地球温暖化防止
第5章 サボテンをどう学ぶ
第6章 人はなぜサボテンに惹かれるのか
おわりに
そしてサボテン人生は続く
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2026年2月