日本のインフラ危機 岩城一郎 講談社現代新書 ISBN978-4-06-541869-7 960円+税 2025年12月
2025年1月八潮市の道路陥没事故によりクローズアップされたインフラの老朽化、それは、2012年1月の笹子トンネル天井板落下事故でもいわれた。
発展途上国はODAなどにより、インフラはいったん整備されるが、維持・管理できない、逆にインフラをきちんと維持・管理できないのが発展途上国だともいえる。
日本のインフラは高度経済成長期の期間を途中心として、短い期間に大量に整備されていった。だからいまそれが急速に、しかも大量に劣化してきている。一方、人口は減っている、その中でも実際に現場で作業に当たる人たちが高齢化している。具体的には、建設技能者数60歳以上26%、30歳未満12%だという。日本もだんだんインフラの整備ができない国になっていくのだろうか。
この本では、もう少し前向きに、いかにインフラの現状を誰もが評価できるような方法を開発し、さらにはそれをどうやって維持・管理、さらには補修・更新をしていくのかという計画をどう立てるのかを提案している。
ただ実際には、今のインフラを今のように維持するのはもう無理、という前提も必要な気もする。
目次は裏表紙の帯。
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2026年2月